巡るシリーズについて | ナノ
巡るシリーズ
さて、非夢混合物語を書くに当たって(若しくは妄想)の設定。
一言で言うならば、綱吉と守護者が色んな異世界を巡ったり、自分の世界でボンゴレボスとして奮闘したりする話です。
ボンゴレリングはツナ達のいる世界だけでなく全ての世界の均衡を保っている。
だから、その持ち主はバランスを保つために自身の世界での生活の合間に多くの世界を巡る必要がある。
初代が何故それを手にしたかはさておき、いろんな世界を巡るのは言葉以上の困難があり、精神力が必要で、自分たちの死後に子孫にその苦労を味合わせたくない。
その為に、賛同してくれた守護者共々リングに魂を宿らせリングの一部を封印した。
しかし、それでは世界の均衡が崩れてしまうのでトゥリニセッテを産み出した。
それは白蘭でいうパラレルワールドを全て含めた彼らの世界(世界としてはそれ総てと幾つかの異界とで一つとカウントされる)にそれぞれを存在させ、代替させた。
勿論それだけでは駄目で初代達はそれぞれ魂を元に世界を巡っていた。
それはいつまでも続くかと思われたが、マーレリングの所持者白蘭の行なったことによって崩れる。
白蘭とツナ達の最終決戦の時にボンゴレリングの封印を解いたのは実はそうしなければ世界が崩壊してしまうという理由もあり、苦渋の決断だった。
だから、本来のボンゴレリングの所持者となってしまった十代目ファミリーも意思の有無に関わらず世界を廻らなければならない。
初代たちの取り計らいのお陰で、皆同じ世界に跳ばされることがせめてもの救いかもしれない。
そして、異世界から戻ってきた時は跳ばされた時と場所に戻るからそれぞれの人生はきちんと過ごせる。
といっても、異世界に跳ぶ時はその時々でどれくらいの日月をそこで過ごすかが違うから、異世界で過ごす時間のが圧倒的に長い。
それから、跳んだ先の世界の運命は変えてはならない。
その運命を変えないぎりぎりの動きしか出来ない。
絶対にしてはならないことはリングが教えてくれる。
だから、仲良くなった人とかが死ぬと分かっても助けられなかったり。
そして、異界に跳ばされることもある。
異界というのは、綱吉達の世界と何らかの繋がりのある別世界。
異世界よりは遠慮なく動けるし、繋がりがある以上、綱吉達以外の人物まで着いてくることもある。
ツナ達は炎が動力の通信機兼発信器であるリングを持ってまし、保存ボックスを四次元ポケットのように利用していますし、その他お役立ちグッツを手に入れています。
そして、本人が望んだときはボンゴレリングからギアに変わるということで。
それから、話によって設定を増やすことも有ります。
因みに拍手で書いているのもこの設定。
正確には、
白蘭の作った歪みが大きすぎてボンゴレリングがそれを正そうと世界を巻き戻した。
逆行したツナたちは本来のボンゴレリングを持っているからトゥリニセッテがどうなったところで根本は揺らがない。
しかし、元の流れを重複している為、端からは歪んで見える。
因みにツナたちはそれらをきちんと理解している。
しかし、逆行してからは暫く異世界に跳ばなくてすんでいた。
登場人物について
異世界などで死ぬわけにいかず、必死で修行しランボ含め守護者も綱吉も最強レベル。
*沢田綱吉
何よりも仲間が大事で根本的に優しいですが、必要とあれば怜悧冷徹な残忍さも持ち合わせています。
超直感は異世界に跳ぶようになってから結構鋭いですし、仲間との絆も深いです。
ボスとしての自覚を持っていて、常に何が最善かを考えるようにしている。
ツッコミはかなり減った。というより非常識には馴れたので開き直って、振り回す側に存在。
死ぬ気弾は無くても超化出来る。
イヤホンとコンタクトが無くてもイクスバーナーを自在にコントロールして打てる。
大空のボンゴレリングは他の属性の炎をも使える。
それから、超化しないときは2丁拳銃を使う。
死ぬ気の炎だけを打つことができ、弾を詰め替えたりの手間がない。
異世界や異界ではその世界に合わせて武器を変えることあり。
狸になったり黒くなったりもする。
血に目覚めたお陰か普段から頭が良くなり、また、運動神経もいい。
*獄寺隼人
自称ではなくツナの右腕。
冷静な対応も出来るようになった。
ツナが第一だけれど、他の仲間も大事に思っている。不器用だけど。
ビアンキとの家庭内の仲違いは無くなったが、苦手。
*山本武
ボンゴレが本当のマフィアだとかなんだをきちんと理解している。
時々いや、よくわざとの天然発言をする。素の時と六四くらいの割合。
やっぱり野球は大好きで剣と両立している。とはいえ、実質異世界にいる間の方が長い分剣に傾いている。
*雲雀恭弥
ファミリーに関しては群れないでいることを諦めた。
骸とは仲直りしていて仲良くなったが、強い相手が好きだからよく戦っている。
同じ理由でよくツナにも仕掛けている。
*笹川了平
相変わらず極限と熱い、が冷静な冷めた思考も出来るようになった。
二転三転する話にもついていけるようになったし、難しい話を理解出来るようになった。
*ランボ
前ほどウザくない。
というか、一番精神と体のバランスがずれてしまった。だって、異世界で何年過ごそうと自分たちの世界では時間が変化しないから。
女性に優しいヘタレ、みたいな。
*クローム・髑髏
霧の守護者の一人。リングとボンゴレボックスを普段持ち歩いているのはこっち。
ファミリーには打ち解けているが基本人見知り。
骸にはただ従うだけでなく時に逆らうことが出来るようになった。
*六道骸
霧の守護者の一人。
普段はボンゴレリングの代わりに霧属性のAランクオーバーのリングを所持している。あとムクロウも。
ボンゴレと仲良いファミリーと仲間に限り心を許している。
少しお母さん属性。
けど、基本他人はどうでもいい。
*フラン
年はランボと同じ。
六道骸が復讐者から釈放された際に拾ってきた。
間延びした喋りに毒舌でも子供な分表情はけっこうあり。
異界という設定の時やツナ達の世界の時にたぶん出します。
とりあえずはこんな感じで進めていきたいと思ってます。
異界と異世界について
綱吉たちの認識で異世界というのは二種類ある。
一つは完全なる別世界。
もう一つはとある世界と繋がる、若しくは繋がる可能性のある別世界とでも言えばよいだろうか。
例えばパラレルワールドはこの二つ目に当たる。
基本的には無理だが、白蘭がその全ての世界の自分と記憶を共有出来たように微かな繋がりがある。
そして、よくよく綱吉や守護者が跳ばされるのは一つ目の異世界。
一つ目の説明の世界を星に例えるならば、二つ目に説明した世界はその星に存在する大陸の一つととも捉えられ、綱吉たちの持つボンゴレリングは言わば宇宙船だ。
他の大陸行くのに宇宙船じゃなくても飛行機とか船とかあれば行けるけれど、他の星へ行くには宇宙船が必要、みたいな。
例えば、『ツバサクルニクル』との混合だと(やる予定はありませんが)、綱吉達にとって総てが一つの世界であり、シャオラン達は異世界を巡っていると言ってもそれはその世界の中に存在する異界でしかない、みたいな。
説明下手ですみません。
こんなややこしい設定にしたのは、単純にボスプラス守護者以外にも別世界に跳んで欲しかったからです。
綱吉達の世界と繋がっている異界なら、何らかの方法で可能に出来ると思うので。
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