ぼくは、生きる

地獄のようなこの世界で咲いたたった一つの可憐な花
なあ、わらってくれ
死んだっていいなんて、嘘でも言わないでほしいな
余裕などない
今日をやり過ごすことにいつも必死だ
いつかそれは思い出になる
消したくなくてもがいてみたり
無様に足掻く道を選んだ
ああ、今日は平和だ。
君だけでも
一人、また一人
それでも地球は回る
このままでいいのかな
机上の空論に縋りつく
線に吸い込まれる
影法師が笑った
それでもぼくはひとりじゃない

「もうだめだ、どうにもならない、絶望だ、って思ったとき。それが絶望してるってことなんだ」/「だからそう思わなかったから、それは絶望なんかじゃない」
(絶望したときが絶望したとき)

剣を抜くんだ             

そこにどうにも越えられないような高くて大きな壁があったとして、それでもその壁をぶち壊して瓦礫をよじ登ってでも乗り越えなきゃいけないときがくる。それが人生ってやつさ。

広大な世界とちっぽけな私
凡人がいいのさ


▼ 2015/11/29(2016/03/22up)

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