4 ●クリティア族 アカ「これは本人に聞いたほうが早いね」 ジュ「クリティアは、古代人類から、よりエアルに適応した人種として誕生した種族だと言われているわ。耳が長く尖っていて、後頭部から長く伸びる感覚器があるのが特徴ね」 アカ「古代ゲライオス文明時代……千年以上前に魔導器を生み出し、古代文明の礎を築いたのがクリティア族だって話だね」 ジュ「ええ」 アカ「性格は明るく、物怖じしない楽天的で楽観的。人間とはちょっと合わないところもあるんだが…やっぱジュディスは他のクリティアとちょっと違うね」 ジュ「そうかしら?あなたたち、みんなそれを言うわね」 アカ「確か、ナギーグっていう超常能力を持ってて、物に秘められた情報を読み取ることが出来る…んだよね?」 ジュ「ええ。それに武醒魔導器に似た役割を果たしてくれてね、私たちクリティアは魔導器無しで術技を使えるのよ」 アカ「さて、この先はもう少し話が進んでから解説することにするかね」 ユリ「だな。結構話に触れることが多そうだし」 アカ「あとうちの気が向いたら」 ユリ「お前の気分次第か」 ×
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