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ーーー初めて舞白が自室で鏡を割って暴れた日。黒い滲みはひとつ白に落ちた。
*【朔黒】ZAKURO
・舞白の副人格の1人。
・一人称は『僕』で整った口調を使うことが多いが、その実、口が悪く、一人称も本当は『俺』である。
・舞白の姿が何かに映る状態において会話ができる為、舞白は朔黒を1人の『人』として認識している。
(主に使用しているのは奥の部屋にある本棚に置かれた鏡だが、他の鏡、窓、水たまりなど舞白の姿が映り、朔黒にその意思があれば会話は可能。逆に暗闇や映るものがない状態では会話ができない様子)
・表側に出てくることは少ないが、一番最初に『舞白』から分かれた人格であり、すべての『舞白』の記憶を持っている。
・極たまに表側へでてきたとしても基本的にはその場に適した『舞白』の真似をしている。
・舞白を『生かすこと』『肯定すること』に自分の意義を見いだしている部分がある。そのため、舞白が好きなちはや兄の事は嫌いといいつつ執着している面もある。
・奥の部屋など周りに人がいない環境において、たまに舞白の話相手になっている。
・朔黒にとっては、それが幼児化していようと空虚であろうと現時点において話している舞白が今の『舞白』という認識をしている。
・他の『舞白』が大人よりの味覚(辛みや苦みを好む)であるのに対し、朔黒は子ども舌(甘味を好む)である。それは小さい頃に舞白が欲しくても与えられなかったもの、我慢して嫌いだと思い込んだものの反映であるという説も。
・舞白(幼児化)からはよく『ざっくん』と呼ばれている。
「今、僕と話している君は僕ではないのだから『舞白』だろう?」
「君のいくつかのものが写しだというなら写したのは君自身。君自身が受け取ったそれらを君が表している。最初からすべて舞白であるということを忘れているんだ」
*朔黒は『舞白』の派生キャラ(人格の1つ)という扱いで生まれたため、ちはやさんの作成したキャラではありませんが、ちはやさんの許可を頂いて『青春メビウス』に参加させていただいてます。
*中の人としてはよく原案をくれる相方さんことhato.さんです。
*ちょっと不思議な立ち位置のキャラではありますが、舞白同様、お仲間に加えていただけたらと思います。