「気になるあの人の休日
フレアン編」
旧作リベンジ!
ということで、以前書いたSSの中から休日シリーズを選び、加筆修正をしました。
相変わらず文脈がアホみたいなので修正しているのかどうかも分かりません…。
▼長いのでご注意!
下部に会話文あり。
話の舞台は久しぶりのティレニアです。情勢が多様に変わる本編とは違い、この頃の、ティレニア時代のゆっくりとした時間の流れが懐かしい、とのお言葉も…。
そうですねぇ。軍事機関でわちゃわちゃしていた頃は今より幾分も無邪気だった気がします。
アムリアもですし、周りの人間も彼女につられて青春を謳歌していたんでしょう。
あの頃を一番懐かしいと思っているのはアムリア本人かもしれないですね。何と言ってもティレニアは始まりの場所、ですから!
郷土への思いは、帝国編の今後の流れにも影響すると思います。
また、リセイにとっても自由に世界中を歩いて回れた時だったので、アムリアと過ごした穏やか過ぎる日々を懐かしんでいるかも。
鋭い棘の張り巡らされた道を裸足で走ってきたような人生…。振り向くことも許されない、立ち止まれば深い闇に囚われてしまう。
足にまとわり付く餓鬼共を振り払い蹴り落とし……なんていう人生は酷過ぎて思い出したくもない。リセイの過去はそんなことばかりな気がします。
結局今になって、最大のしがらみが彼を帝国に縛ってしまうことに。それに満足しているかどうかは……(.. )うぅむ。
『血』のおかげでアムリアやリュートニア一族を救えたのは確かなこと。だからリセイは一応満足はしているのでしょう。
ただ、それと同じくらい不満も続出。たぶんこれからも気に食わないことは多々発生する模様…てか発生させちゃうし!(にゃにおう)
しかしこの絵…PCで下絵から描いたからか画風が変な感じに。左の女の子なんて最早誰かも不明。…アムリアちゃんですよー。
以下、
《きっとこんな感じで二人の時間を堪能してるんだろうな編》
※理=リセイ
理「口を開けなさい」
「や、やだよ恥ずかしいな…」
理「何をそんなに恥ずかしがる必要がある(動揺している姿も可愛いが)。ほら、このケーキを(その柔らかそうな唇で挟み舌に絡めて)口に含むだけでいいんだ。出来るだろう?(爽笑)」
↑愛情を込めたつもりが、彼は兎を捕食する狼のような目をしていたのです!
「な…なんかやり難いなぁ」
理「…自分で食べられないか?」
「……」
理「仕方がない。いつまでも世話が焼けるな」
「…えっ、いいよ!いいってば!(後退り)」
理「我が儘を言うからだろう。ちゃんとほら…口を開いて…」
「……っや…やめ…」
理「…柔らかい」
「え?な…なに?」
理「…いや」
「も、もう…指…放してよぅ。食べにくいよ」
理「こうして開けてやらないと君は食べないだろう」
「!やだっ…汚れちゃう…」
理「噛んで」
「んっ…」
理「…美味いか?」
「(もぐもぐ)…おいひい」
理「そうか…(自分の指をペロリ)」
「ちょっ…と、舐めるなんてっ…!」
理「君が汚したからだろう」
「…(だから言ったのに)」
理「もう一口?」
「!?もっもういいです!」
理「遠慮するな」
「やだっいいって言ってるのに…!」
理「良い?」
「自分の都合の良いように解釈しないでよっ」
理「何だ…詰まらないな」
「…(遊ばれてただけ?)」
理「今度は口移しで食べさせてやろうかと思」
「結構よ!」
理「遠慮するな」
「してないもんっ」
理「俺の言うことが聞けないか…?」
「ぅっ!(ビクッ)」
理「……ふ。なら俺が食べてやろう」
「ぅえ?あ…うん。どうぞ……っえ、何で近づいて来るの?や、やだっそんなに近づけたらケーキが付いちゃ…」
ぐちゃり
「ひゃ──っ(゜ロ゜)!!!」
理「…(ぬりぬり)」
「やっやめてよぅ!(胸元にケーキをすり付けられて)服が汚れちゃったじゃない!」
理「(手についたクリームを舐めとり)…美味いよ」
「やっ…やだー!変態!」
理「さて、いただこう」
「やーっ!誰か!誰かぁー!」
(強制終了)