六章に続き、こりもせず表紙絵に色を塗りました。
二人ともプロフ絵と同じ服を着ているので、プロフ絵の方も今回の表紙絵に差し替えました。…手抜き…とか言わないのー。
ローズが抱えているのがセニア王国に伝わる聖剣ルナ。(こんな感じ…?程度で…)
王家に伝わるとあって威力は凄まじく、他にも特殊な力を持っているとのことですが、本編(7章の戦にて)を見る限り王子はまだ使いこなせていない様です。
とある古の神との連絡道にもなっていますが、彼はそれを初めて知ったご様子…。ただ、人を信じず冷酷で居続けてきた王子が、精霊王女との出会いからほんの少し何かに気付き、身近な部下に僅かながら本音を吐くようになりました。
非情であることが強さだと信じていた彼の、喜ばしい変化です。
王子は孤独の強さと部下の信頼を得たのです。これは帝国にとってかなりの痛手となるでしょう。
むしろ問題は王女のローズであって、彼女は現在非常に危うい立場に立たされています。
精霊王女に加担したことは、東国王女としてあるまじき行為なのだとあちらの国では解釈されてしまうそうです。
そういう彼女の複雑な心境を踏まえて描いていると…今回の様に困った顔…というか情けない顔になってしまいました。
ローズのトレードマークは赤いリボン。あと、ピッタリした感じの長袖(黒)です。王女なのでふわーっとしたワンピースを着せたくなります。
ルクードにはトレードマークらしきものが見当たらない…。あの真っ赤でお粗末な長髪かな?帯みたいなやつは一応東国王家の柄の一種ってことにしています。
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