散文
理屈抜きで好きなんだ、って改めて感じる。
2013/03/08 15:26
「愛している」と囁く声が、どこか震えていて、僕はなぜか泣きたくなった。
2013/02/20 23:27
この想いを伝えるのに、
見合うだけの言葉が
見つからないんだ。
2012/12/26 10:59
この気持ちが恋だと気付く前に、
いっそ消えてしまえば良かったのに。
2012/11/24 13:09
ただ、君に触れたくて。
ただ、君を愛したくて。
2012/11/15 23:10
それは誓いにも似たキスだった。
2012/11/11 00:53
気づいた時には、あいつは居なくて。
いっそ自分の気持ちになんて、気づかなければよかったんだ。
こんな、痛いだけの恋心は、要らない。
2012/11/01 22:49
好きで、好きで。
愛している、なんて陳腐な言葉じゃ言い表せないほど、好きで。
これがきっと、最後の恋。
2012/10/28 20:06
「成歩堂、その、君に触れてもいいだろうか?」
照れながら訊く御剣につられるように、僕の恥ずかしさもどんどん高まっていく。
頬の熱さを感じつつ、僕はゆっくりと頷いた。
御剣の腕が、僕をしっかりと抱き締めた。
ドクリ、ドクリと拍動する心臓。
ぴったりと密着する御剣からも、伝わってくる。
2012/10/26 18:42
「結局、僕の独りよがりだったんだろ!?」
そう言う成歩堂の顔は、今にも泣き出しそうなくらいに歪んでいた。
御剣は思わず手を伸ばす。
しかし、
「触るなっ!」
その手を直ぐ様振り払う。
「滑稽だよな。僕ひとりで、お前を救えたなんて、思い上がって」
「違う!!」
考えるよりも先に叫んでいた。
成歩堂は、肩をビクッと震わせる。
2012/10/20 06:28
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