しょーとすとーりー | ナノ



雨から始まる物語


夕立。土砂降りの雨である。私は駅で雨宿りしていた。横にはサラリーマンらしき青年。歳はさしてかわらない。青年はずぶ濡れだった。眼鏡をふこうとしているが渇いた布がないらしい。私はハンカチを差し出した。

からまる物語


(98文字)
2010.06.23
キラキラ宝箱様提出
お題:濡れる


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