青い鳥、飛ぶ

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(いかないで)

僕がどれだけ叫んでも、青い鳥はふわりと微笑み飛び立つのだろう。

鮮かな青い髪と瞳を僕の記憶に焼き付けて
その背中の羽根で飛び立ってしまう。

「ごめんね、いかなくちゃ」

鳥が去って残るのは瞳に焼き付いて離れない青色と鳥が言った最期の言葉
それから泣き崩れる僕。

(いかないで いかないで)





2007.3.21

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