ねこま様ネタ提供作品
『臨也が静雄に頼んで二人でコスプレしてイベントに行く(裏)』
※管理人はイベントに行ったことがないので100%捏造です










俺はどうしてこんな格好をしてこんなところにいるんだろうか。それはすべて臨也のせいであり、ああそうだ臨也が悪い。
ひとりで勝手にどっか行っちまった臨也に現在位置をメールして、俺は壁にもたれ掛かった。

俺が今着ているのはいつもバーテン服じゃなくてなんか裾がやたら長い燕尾服というものらしい。色合い的には大差ないがやっぱり違和感が拭えない。
コスプレイベントについてきてくれ、と臨也に頼まれたのは一週間ほど前のことだ。本当は新羅と一緒にくるはずだったらしいが急用が入ったらしい。俺とはろくに出かけないのに新羅とはそんな約束をしていたのかと思うと少しイラッとする。

たまに話しかけられたりしながら臨也を待つこと数十分。もう帰っちまおうかというころにようやく臨也はやってきた。


「ごめんねー。神がかったレイヤーさんがいっぱいいてちょっと話し込んじゃって。いやぁ楽しかったなぁ」
「手前そんな格好でよく話し込めたな」


臨也が着ているのはピンクのふんわりしたドレスだった。もう一度言おう、ドレスだった。女装してるんだこいつは。喉仏が目立たないように首もとの隠れるようなのを選び、声もつくっていつもより若干高めだ。パッと見ただけじゃ背の高い女だと思われるだろう。
臨也の中の設定では俺が執事で自分がお嬢様らしい。本当に愉快な頭をしてやがる。


「シズちゃん疲れちゃった?そろそろ帰ろうか、十分満喫したしね」
「ああ」


臨也は気づいているんだろうが。俺にこんなことをしてただですむわけがないと。




















新宿。臨也宅。
ちゃんと着替えて帰ってきたものの、俺たちの今の格好はさっきと同じだった。臨也の気分はいまだコスプレイベントらしい。


「ねえ、喉が渇いたんだけど」
「かしこまりましたお嬢様」


慣れない敬語をなんとか使って返す。普段通りの口調でいったらものすごい剣幕で怒られたからな。
喉が乾いたならお嬢様なら紅茶だろうか。紅茶の淹れ方なんて知らないが適当でいいだろう。適当に淹れて、ポケットにいれていた隠し味を数滴垂らす。おそらくバレはしない。


「どうぞ」
「……ほんっと、見習い執事みたいだねぇ」


ぶちぶち言いながらも臨也はカップを傾けた。臨也の喉が上下に動く。飲んだ。あれを。


「お味はいかがでしたか?」
「まぁまぁだね。まだまだ精進の余地があるかな」
「そうですか……では体が熱くなってはきませんか?」
「え……!?」


臨也は途端に自分の体を抱きしめるようにして踞る。ぶわりと床にドレスが広がった。顔は赤く息は荒い。


「熱い……紅茶に何を淹れたの……?」
「手前の予想通りのもんだよ」


もう敬語なんて使わない。こういうのも下剋上というんだろうか。
俺が隠し味としていれたのは速効性の媚薬だった。こんなときのために用意しておいてよかったと思う。


「ひどいなぁ……体疼いてどうにもならないんだけど……」
「安心しろよ鎮めてやるから。性欲処理も執事の仕事なのかどうかは知らねえけどな」


ドレスをまくり、白いもこっとした短パンみたいなのを脱がせばパンツに染みができていた。パンツの上から臨也のちんこを握る。


「あッ!」
「なんでお嬢様なのにこんなものついてるんだ?しかもお漏らししやがってよぉ……」
「シズちゃんのせいだろ!触るなぁ……!」


パンツの上からくにくにと先端を弄ってやれば、どぷりと先走りが溢れた。全く淫乱なお嬢様だ。
ずいぶん窮屈になった自分のズボンもくつろげる。硬く隆起したちんこは負けじと先走りを垂らしていた。パンツごしにちんこを擦り付ける。それだけで穴がひくつくのか臨也は甘い声で喘いだ。


「やらぁ、足りない……入れてってばぁ!」
「執事なんかのちんこ欲しがるのか?お嬢様のくせによぉ」
「執事ならご奉仕しろよ!お願い、お尻うずいじゃってるから、入れてよぉ……」


最後の方は涙声だった。それでも臨也が自ら求めてくれたことだから意地悪はしない。パンツを横にずらす。そして、焦らさずに一気にそのまま挿入した。


「んっ、ふぁあああ!」
「おい締めすぎ……!」
「だっておちんちんきもちいいんらもん!」


キュウキュウしがみついてくるみたいな穴がたまらない。バカみたいに腰を振って快楽だけを追う。


「きもちいいかよっ淫乱!」
「きもちいい!きもちいいよぉおっ!ひゃああああ!!」


臨也はよほどきもちいいのかもう射精してしまった。ピンクのドレスが、黒の燕尾服が白く汚れる。それがたまらなくエロくて、ぐちょぐちょになるまでヤりまくった。


数時間後、当然薬の切れた臨也に怒られることとなる。





 
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