2週間連続セックス計画10日目。ついに二桁だ。ラストまであともう少し。俺は今日もセックスがんばります。

しかーし、今夜の趣向はいつもとは違ってる。俺の視界は真っ暗だ。電気を消してる?いいや違う。シズちゃん電気つけてないと嫌らしいから。
俺の視界だけ閉ざされているんだ。所謂目隠し。

お互いに普通のセックスでは満足できない…ということで、マニアックプレイでお手軽かつ代表的な目隠しプレイをすることになったんだ。

目隠しってすごい。五感のひとつが封じられると他の五感が発達するって本当だ。触れられるだけで体は歓喜するし名前を呼ばれるだけでぞくぞくする。
何より目が見えないことで次に何をされるか全くわからない恐怖。たまらないよ。

ぐちゅ、とか、じゅぼ、とか。えっろい音がいつも以上に耳にはいる。この音出してるのって俺なんだよねぇ…。あはは俺えろーい!
シズちゃんの長い指が俺の中を犯してる。こんな音が出るくらいならもうだいぶ慣らされてるんだろうな。よくわかる。


「臨也…今、何本はいってるかわかるか?」
「んッふ……ぅ、さ、3本…くらい?」
「はずれ。4本だ」
「あぅ!」


ヘソの裏側のあたりにある感じるところをぐっ、と押される。俺がそこ弱いって知っててなんでやるかな。ああ、もう指だけじゃ足りない。


「ねぇ、しずちゃん…もういいから、いれてもへーきだから…ほしいよぉ…」
「おう」
「っん…」


ぬぷん、一気に指が抜かれただけで感じちゃう。かわりにすぐに熱いモノが入り口に当てられた。俺は入れられる前にそれに指を絡める。見えないから確かめるように。


「っ…!い、ざや」


ふふ、息つめるの、エロイ。
熱い、大きいモノ。ところどころ血管浮いてるのがわかる。近くで見たらけっこうグロいんだよね。完璧化け物。濡れてるのは先走りのせい?それとも俺の痴体だけでイっちゃってた?見えないとそんなこともわからないものだね。

もっと触ってたいけど駄目。それ以上に俺の中はシズちゃんを求めてる。名残惜しく手を離せば一気に俺の中にはいってきた。わ、ちょ、すごい!


「ぁ、あ!ひやぁあ!う、ゃ、やぁああ!!」
「締めすぎだ馬鹿…!」
「らってぇ、なんかいつもとちがうぅ!おっき、おっきぃ!」


はひはひと必死に呼吸を繰り返す。じゃないと息の仕方を忘れてしまいそうだ。

シズちゃんも目隠しのシチュエーションに興奮してる。だからこんなに大きい。

塞がれた視界ではどれだけ目を見開いてもシズちゃんを見ることができない。やだ、シズちゃんが見たい。
ただ目隠しをしただけで腕への拘束などは一切なかった。俺は自由な手で目隠しを取り払う。ほら、欲に塗れたシズちゃんが俺を食らってる。


「あぁ!しずちゃ、いいよぉ!よすぎてしんじゃう!」
「なんで目隠し外すんだよ」
「しょーがないじゃん…ひぅ、しずちゃんみたかったんらもん…あふっ!?」
「可愛いこと言いやがって…!」
「あ、あぁあああ!!」


内蔵を突き破られそうな勢いで突きまくられる。本当に死んじゃいそうだ。
やっぱり五感全てでシズちゃんを感じたい。余すことなくシズちゃんを受け入れたい。


「ね、だして?もうほしいよ…中に熱いの、いっぱいぶちまけてぇ!」
「ったく、ほんと淫乱になったな、手前よぉ!」
「やぁああああああ!!」


10日間毎日出しても全く量も濃さも変わらない精液を最奥に叩きつけられる。幸せだなぁ、幸せだなぁ。
俺は中にシズちゃんを受け入れたままシズちゃんに抱きついた。うー気持ちいい。


「シズちゃん好きぃ…、目隠しよりマニアックなことも気が向いたらしてあげるよぉ…」
「本当か?」
「気が向いたら、ね」


どうせシズちゃんの頭じゃものすんごいマニアックなことは考え付かないだろうし。
ちょっとくらいはサービスしてやろうと思ったんだ。





 
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