※性的表現があります。
オーマイガー!!誤って来ちゃったエロ駄目だぁぁっという方お戻り下さい。全力で。
「いってぇ〜・・・」
その日のデュエルで京介はクロウのせいで負傷した。
「いてーなぁ・・・痛いなー、クロウ。」
京介の頬からはもう血は乾いているが、目の少し下から唇の横まで一筋の傷があった。
しかも、デュエルギャングにやられたワケではないのだ。
「悪かったってさっきから言ってるじゃねーかよ・・・」
バツの悪そうに、頬を人差し指で掻きながらクロウはため息をつく。
デュエルギャングを完封無きまでに叩きつぶし、アジトに帰る途中に事件はおきた。
残党が残っており、爆弾・・というには威力の弱い、爆竹のようなモノを2人に逃走途中で投げたのだ。気付いた京介はクロウを抱き伏せて避けたのだが・・・爆発が終わり残党も逃げたのに京介がずっとくっついているのでクロウが蹴り上げたら運の悪い事に京介の転がった先には壊れた階段があった。そして見事に落っこちて足首をひねったのだ。ちなみに頬の傷も階段に落ちた時である。
うまく動けなくなった京介をクロウが抱えてアジトに帰るには、アジトは遠すぎるので近くの以前アジトだった所で二人は一晩あかすことにした。
チーム・サティスファクションが有名になってからは奇襲をさけて一ヶ所に長く留まらないようアジトを転々としていた。幸い元アジトは人気もなくゆっくり休めそうである。
「遊星たち、大丈夫か・・?」
クロウの呟きに京介はうなずく。
「アイツらなら平気だと思うが、明日帰ったら2人のモーニングコーヒー見ることになるかもな。」
「モーニングコーヒー?」
クロウが訳のわからないといった顔に京介はニヤニヤする。
「あっつあつのな。遊星の場合、動けなくてベッドの上かもしれねーケド?」
京介の言葉の意味を理解したクロウは真っ赤になる。つまり・・・そうゆーコトになってるかも、と京介は言ってるのだ。
「うわっクロウ真っ赤じゃん・・・っぃててて!」
京介が顔をのぞいてきたので思わずクセで怪我している頬を殴ってしまった。
「やべっ鬼柳大丈夫か!?」
「んーダメ。クロウチューして。」
「・・・は!?くたばれ!」
「酷っ・・・・・って、え・・・?」
また殴られるかと京介が身構えるが、クロウの振り上げた腕は京介の首に回った。
ぎゅっとクロウが抱きついてきたと理解するのに少しかかった。
「・・・・・怪我、オレのせいだから。」
ペロっと猫が毛繕いでもするかの様にクロウが京介の頬の傷を舐める。
京介がなんの夢だろうと惚けていると、クロウは耳まで赤くして睨みつける。
「舐めれば治るんだろ!これでチャラだからな!」
そのまますぐに離れようとするクロウを京介は捕まえる。
「なっ・・・放せよ!!」
「やだね。」
ニコニコ京介は笑っているが、目は再び怪しい光がさしている。
「チャラ?オレはこんなのじゃ満足できねーよ。」
「何がいいてーんだ・・?」
クロウの野生のカンが、早く逃げろと叫んでいる。だが何故か、クロウは京介から逃げるのは嫌であった。
「だからーキスして?」
「っっ誰がするか!!」
クロウの素直な気持ちの扉は思ったより固く閉ざされている。
京介はあまりの即刻拒否に少し落ち込んだ。
「そんなハッキリ・・・クロウはオレが嫌いなの?」
「んなワケねぇだろ!!」
京介はちょっと元気を取り戻す。
クロウは嘘をつかない。嫌われてはいないのだ。
「ただ・・いきなりキスとか、やなだけだ・・・。」
クロウは京介の手を握る。
好き、と言う言葉は京介に使うには何故かためらう。
京介の好きは特別だから。
言葉にできない分、体と体で気持ちが伝わればいい。
「き・・キスより、コッチのが先だろ。」
京介の手は、冷たい。
クロウは、暖かい手だから余計にそう感じる。
握ると、触れ合うところから互いの体温が混じる。
「そうだな。」
京介はクロウを見つめて優しく微笑む。
・・・・・・・これはこれで、悪くない。
クロウは片手は京介と繋いだまま、京介の肩に紅く染まった頬を隠すように埋める。
このままでも京介は信じられないくらい幸せだった。
暖かくて、優しくて・・。
だが、心とは裏腹に本能が疼く。悲しいオトコの性(サガ)だ。
もっと、もっと欲しくなる。
「手ぇ繋いで、抱きしめて・・・次は?クロウ。」
ビクッと震えると、クロウは涙目で恨めしげに睨んでくる。
京介にとっては上目遣いの涙目なので、煽る要素以外のなにものでもないが。
「な、クロウ?」
「ばかやろ・・・」
触れるだけのコドモのキスが京介の唇にそっと落ちる。
クロウの顔は、恥ずかしさや何やらで一杯で・・・可愛かった。
もう、無理。
「クロウ・・」
「なん・・・ぅん!?」
繋いでない空いた手でクロウを引き寄せて京介は貪るように唇を奪う。
口腔を蹂躙され、舌で犯される。
さらにタンクトップの下から京介の手が入ってくる。
「はぁ・・・き、りゅ・・」
「・・・・・・その次は?」
「ばかやろう・・」
こっから先は聞くかよフツー・・とクロウは恥ずかしそうにそっぽを向いて呟く。
京介は嬉しそうに笑う。
「教えてくれねーと、順番間違えるかもしれないなぁ?」
「・・・・・・ムカツク。」
キッと睨む瞳は欲情の色をはらんでいる。多分京介の瞳も同じだろう。
「クロウ愛してる。」
「・・・埋めるぞアホ」
「むしろオレが掘るから大丈ー・・・」
「しね!」
「じょ、冗談!じゃなくて冗談だけど本気!」
「っ馬鹿!」
「愛してるぜクロウ!」
どこか噛み合わない会話。
でも京介は嬉しそうに笑ったまま。
「っあ!どこ触って・・・!」
「次はココで合ってる?」
「・・・・知らね・・うぁっ」
京介はクロウの身体を楽しそうに弄ってゆく。
クロウが嫌がるトコロを集中的に責めると、クロウの顔が艶を帯びる。性欲に染まったクロウの顔は京介の瞳を視姦し、いつもより高いクロウの声が京介の耳を犯す。
「次はどこがいい?クロウ。」
意地悪く、腰のベルトを外しながら問う。
「・・・・は、馬鹿やろ・・・んぅっ」
下着の上から撫でると、ビクビク身体をクロウは震わせる。
早く、早く次にいきたい京介と、ゆっくりじっくり弄って次にいきたい京介が心の中で戦う。
「気持ちいい?クロウ。」
「・・し、なら・・・あっや・・!」
下着からクロウのモノを取り出して、手で擦り上げる。
「合ってるだろ、順番。」
「・・・・っつ・・・不正解だアホ・・!」
クロウの手が京介の股間に伸び、ズボンの上からでも勃っているのがわかる股間を掴む。
「てめーも道連れだ・・!」
京介が一瞬怯んだ隙に、ベルトの金具を外してズボンのチャックを開ける。窮屈そうにしている京介のモノを下着の中から解放してやる。
「クロウ!」
両手で挌くとすぐに京介のモノは大きくなる。
快感に眉根をよせる京介は艶やかでクロウはドキリと心臓が高鳴るのを感じる。
・・・・しかし、その瞬間京介はケモノの笑みを浮かべた。
「・・・・・っは、クロウがその気なら・・手加減しねーぜ・・?」
「へ?」
止まっていた京介の手が再び動きだした。容赦なく。
「・・や、やめっ・・・!」
クロウの幼稚な愛撫とは違う、激しい快感を与える愛撫。
先端を人差し指の先で刺激しながら竿を擦り、開いた手で胸の突起を弄る。先走りした液が先端から溢れて、京介の指が上下に動く度にくちゅくちゅといやらし音がする。
クロウは必死に京介のモノを愛撫して快感に耐えようとするが、声は押さえきれずに零れる。
「はぁっ・・あ・・っふ・・」
京介も気持ちよくしたいのに。
上手く動かない。
突然ぐいっと京介に腰を引き寄せられた。
そして京介のモノとクロウのモノを合わせ、さらに互いの手を重ねて一緒に互いのモノを擦る。
二人の体液が混じり合い、さらに水音をたてる。
「・・・鬼柳・・何をっ・・あぁ!」
弱い先端と先端がぶつかりあう。粘膜と粘膜が擦れ、卑猥な音が2人の鼓膜を刺激する。
「・・っはぁ・・ま、一緒に・・・満足しようぜ・・・!?」
「な・・っうぁ・・!やっ」
手が上下する早さが増し、絶頂も近くなってくる。
「やべぇ・・・イきそっ・・クロウ・・!」
「あっ馬鹿きりゅ・・・んあっ!あ!」
「クロウっ・・!」
クロウは京介の肩に顔を埋める。イきそうになるのを耐えようとした行動だが、京介の髪が敏感になったクロウの首筋を撫でて逆に快感が増してしまう。
「あっやっ・・きょ・・すけ・・・っ」
「っん・・・!」
京介の指が先端を弾いたと同時にクロウは絶頂を迎えた。京介もその反動でイった。
白濁が互いの腹部や指を汚す。
荒いお互いの吐息が混じり合う。
力の抜けた2人は寄り添うように抱き合った。
「愛してるぜ・・・クロウ。」
「ばかだろ・・・。」
京介はクロウの額に唇を落とす。
「あーあ。足、捻挫してなきゃココで壁に手をつかせて後ろからヤったり、壁に背をつかせて脚大きく開かせたまま抱き上げてヤったり出来たのにな。」
「・・・・・台無しだなオイ。心底、お前が足捻挫してて良かったと思ったぜ。」
京介との初がそんなマニアックな体位になんて絶対にいやだ。
「・・・・・・・・・・・・・・でも座位なら・・・」
ボソッと何かが聞こえた気がした。
大切だからもう一度言うが京介との初めてがアブノーマルな体位は絶っ対いやだ。
「鬼柳!」
「なんだよ?」
京介の目の色が若干アブナイ。
「まだやることがある!」
「だよな!」
バッと伸びた京介の危険な両腕を掴み、阻止する。
「ちげーよ!盛るな発情犬!」
「そんなんじゃ満足できねーぜ!」
クロウは身の危険を感じて、京介に頭突きをかます。
「!!??」
「落ち着け。」
京介は頭をおさえながら頷く。
「オレははっきり言うが、お前が元気になってから本番をしたい。」
「今現在オレのマグナム元気なんだけど・・」
「頭突きが足りなかったようだな。」
「あっ元気なくなったんで大丈夫。」
クロウは慌てた京介を見て苦笑する。
いつもの京介だ。
「だから明日は早い。オレはもう寝るからお前も寝ろ。」
「えー・・」
「寝れないなら強制的にオトしてやー・・」
「寝ます!寝れます!」
クロウが頭を振りかぶると、京介は首を左右に振って悲鳴じみた声を上げる。
「クロウの意地悪・・」
京介は渋々引き下がる。
2人はジャケットを脱いで頭の下にひいて冷たいコンクリートの床に横になる。
寒い・・。
クロウは再び起き上がり、京介のすぐ傍に横になり、京介に抱きつく。
「あったけー」
「クロウ何なに?デレた?」
「さみーからくっついただけだよアホ鬼柳。」
「素直じゃねーの。」
京介がおかしそうに笑う。月明かりが京介の髪を照らして、碧い髪が銀の輝きを纏う。
綺麗な、奴。
「じゃあ素直になってやらぁ。」
クロウは悪戯っぽい笑みを浮かべて京介の唇にキスをする。
「最後はおやすみのキス、だろ?っつーことでおやすみ!」
恥ずかしくて瞳を閉じる。
京介から反応ないのが心配だが、怖いので目を開けられない。
「クロウ!勃った!」
「知るかアホ!」
京介がぎゅっと力強く抱き締めてきた。
「クロウ大好き!!」
クロウは口をパクパクさせる。『オレも』って言いたい。でも言えない・・・素直になれない。
クロウは京介の背中に腕を回して京介を睨み付ける。
「京介・・・しね!!」
・・・・・・なあ知ってるか、京介。
オレ、いつもお前にバカとかアホとかしねとか言うだろ?
でも心の中じゃ
『バカ』は、『好き』に
『しね』は、『大好き』って
思ってるんだぜ?
ま、絶対絶対教えねーけどな。
京介・・・バーカ!!
END
色気なにそれオイシー?ねぇオイシー?
エロ有り初がこんなんでスミマセン…
難しいよー…精進せねば!