※18禁です
性的表現・暴力表現があります。
精神的に18歳以下、上記の表現が苦手なのにオーマイガー!!誤って来ちゃったエロ駄目だぁぁっという方、クロウが苦しむ姿は見たくないっという方はお戻り下さい。
エロリストの皆々様はぬるいかもしれませぬが、優しく見ていただけるとありがたいです。
熱い・・・
そう思ったクロウが目を覚ますと、京介がクロウの体を抱きしめていた。
(・・・・え、鬼柳!?なんで!?)
クロウは必死に記憶を辿る。視線だけで周りを見るとクロウの部屋であった。
そこで、思い出す。
今日はみんなの退院祝いと称してクロウの家で元チーム・サティスファクションのメンバーだけで夕食を食べたのだ。
そこで龍亞と龍可がお見舞いにくれたリンゴジュースを飲んだのだが・・それがリンゴ酒だったらしく一番飲んでいた京介とジャックが真っ先に酔い潰れた。ほろ酔い程度のクロウと遊星は協力して近くのベッドに2人を運ぶ事にし、ジャックは一番でかいのでいちばん近くの子ども部屋に放り込み、京介は次に近いクロウの部屋に放り込んだのだ。
一応心配なので遊星はジャックの部屋に、クロウは京介の居る自室で休むことにした。
だがおかしい所がいくつかある。
クロウは京介をベッドに寝かせて、自分は床に毛布を敷いて寝てたはずだ。
なのにいつの間にかベッドの中で京介に抱きしめられている。
「熱い」とベッドから蹴り落としてやろうかとも考えるが、京介はよかれと考えてベッドにいれてくれたのだろうし・・・・・クロウ自身、正直悪い気もしない。
ちょっと熱いけど、このままで居たい気持ちのほうが強かった。
京介は眠っているだろうとクロウは思い、少し甘えるように京介の体に頬を寄せる。
「・・・鬼柳。」
その時、京介が身動ぎする。
クロウが驚くと同時に視界が真っ黒になる。
自分のヘアバンドが目元に下ろされたのだと生地の感触でわかる。直そうと伸ばす手は京介に押さえつけられ、抵抗しようとすると唇が柔らかいものでふさがれた。
京介にキスされた・・・。
それはすぐわかった。
だが奪うようなキスにクロウは違和感を覚える。
余裕も何もないようにクロウの唇の間から京介の舌が無理矢理入りこんできてクロウの口腔を隅々まで貪るように侵してゆく。
クロウは息苦しさとジンと頭の芯が痺れるような感覚に、理性が削られていくように思えて京介を押し返そうとするが上手く力が入らない。
何かおかしい。
京介らしくない。
目隠しをされて表情が見えず何とも言えないが、クロウの本能が警鐘を鳴らす。
その為か快感に押しつぶされそうになっても一歩踏み止まれた。
口の中のすべて・・唾液まで奪われた頃、ようやく京介の唇が離れた。
「ッはぁ・・!・・・な、にしやがる鬼柳っ」
答えはない。
押さえつける力も弱める気は無さそうだ。
「何とか言えよっ目隠しも外せ・・!」
なんて自分は可愛げの無い事しか言えないのか。
クロウは内心自分を叱りながらも、目隠しさえ外れれば京介の顔も見れて少し安心できるのにと思う。
もう京介を疑いたくなかった。ダークシグナーから元に戻った京介を再び傷つけたくはない。
京介の顔さえ見ることができれば・・・この言いようもない杞憂を笑い飛ばせる気がした。
「顔が、見たい。鬼柳・・・!」
全身が震えそうなのだ。
肌が、感じるのは京介で京介でないようなモノだという気がして。
「・・・・・・クロウ」
京介の冷たい手が、クロウの首を撫でる。
ゾクリとしたのは、果たしてその冷たい手なのか・・自分の名を呼ぶ声のせいなのか。
「きりゅ・・・う!?」
冷たい手が、クロウの首を強く強く締めあげる。
苦しさから逃れようとクロウの手が冷たい手を握るがびくともしない。
空気を求めて開いたクロウ唇は京介のキスにより塞がれる。
苦しいのに、口腔には甘いキス。
矛盾した行為に訳がわからなくなる。
カラダとココロの苦しさで涙がボロボロ溢れてくるが、ヘアバンドがすべて吸収する。
馬鹿だと思うが苦しくて苦しくて仕方がないのに、口腔を愛撫する京介の舌を噛み切らないように抑える自分がいる。
意識がもう飛びそうになった瞬間、首も唇も全て解放される。
クロウの身体が意思関係なくピクピクと痙攣している。荒い息はおさまることなく、四肢に力は入らなかった。
「・・クク・・・ヒャーハハハハハハ!!」
京介の笑い・・嗤い声が響く。
霞んだ意識の中、恐れていたことが起きているのを確信する。
京介は・・・・・ダークシグナーの京介に戻ってしまった。
何故戻ってしまったのかはわからない。
死んでないことは確かなのだから。
もしかしたら記憶が戻ってしまっただけなのかもしれないが、だとしても遊星とのデュエルで彼は狂気から抜け出せたはずだ。
冥界の王と共に邪神も消えたのでは無かったのだろうか。
疑問ばかりがうまく動かないクロウの脳内をぐるぐる回る。
「苦しいかぁ?なぁクロォ・・!?」
わざと音をたてて京介はクロウの喉にキスをする。
先ほどまでクロウを壊そうとした手は頬から顎へと優しく撫でる。
クロウは力ない腕を無理に動かし、目隠しとなるヘアバンドを額に上げる。
「・・・っ」
「そんなショックな顔すんなよクロウ?傷つくぜぇ・・」
京介の瞳は黒く染まっていた。まるでダークシグナーの時のように。
「安心しやがれ、ダークシグナーに戻った訳じゃねぇ・・・京介(コイツ)が消そうとした記憶、みてぇなもんだ。」
京介は自分の胸に手を置いて自嘲する。
「普段はコイツの中に蓋されてっが、酒のお陰で“オレだけ”出れたみたいだ。ククッまあ酔いが醒めりゃ消える幻みてーなモンなんだろなぁ・・」
京介は何も言えないクロウの首筋をねっとり舐め上げる。
「クロォ・・見えねぇだろうけどな、お前の首には綺麗にオレの手の跡が残ってんぜ。ヘタなキスマークよりいいだろぅ?ヒャハハ!」
想像してクロウは羞恥に顔が熱くなる。
キスマークより最悪だ。
「ざけんな、テメェ・・・京介に今すぐ戻れよっ」
笑っていた京介は、その言葉を聞いて急に悲しげな表情になる。
「・・・・・・・・オレだって、京介だ。」
「・・・!?」
しかしそれは一瞬で、すぐに狂ったように嗤う。
何かを隠すように再びヘアバンドで目隠しをされる。
「忘れんじゃ・・ねぇよ・・・・・!」
クロウの腰のベルトが引き抜かれ、両腕をベルトで縛り上げられる。
「っ何しやがる・・・っあ!?」
クロウの股間が京介の膝で押し上げられる。
何も見えないが、服が捲られ腹に冷たい空気を感じる。
京介は嗤いながら言った。
「・・・夜はまだまだ長ぇぜ、クロォ?」
何をされるのか想像がついたクロウは抵抗しようとするが、やはり力が入らない。
京介に再びキスをされ・・・クロウは理由もわからずにまた涙が零れ、ヘアバンドに染みていった。
* * * * *
「・・・っぐ、ん」
必死に声を押し殺すクロウに京介は声をたてて嗤う。
「もっとヨガっていいんだぜ?ココは素直なのによぉ。」
京介がクロウの勃ったモノをグリグリと弄る。
「・・・――っ!」
クロウはもうすでに身体中を京介に弄られていた。
タンクトップも胸の上まで捲り上げられ、ズボンも下着ごとすべて下ろされ床に散乱している。
「・・・っは・・やめ、ろ・・・・・」
腕のベルトの軋んだ音がする。
アームカバーのお陰で痛みはないが、外れる気配はない。
京介にキスをされたので舌を入れられる前に顔を横にして避ける。
それがクロウの小さな抵抗。
「・・っ!!?」
小さな抵抗をしたとたんに、やわやわと揉まれていた二つの玉を潰れてしまうのではないかと言うほど強く握られる。
言い様の無いほどの痛みが走り、クロウは悲鳴をどうにか飲み込むことで抑えた。
「・・優しくしてやろうと思ったけど、やめた。」
「っ・・・そうかい。オレはそのほ・・っんぐ!?」
上半身を起き上がらせたと思った次の瞬間にあごを強く掴まれ、開いた口に京介のモノが突っ込まれる。
苦しい・・!
髪を掴み上げられ、口腔を京介のモノが往復していく。
何度も喉の奥に当たり、咳き込みそうになるのを抑えるだけで精一杯だ。口の中のモノは動く度にどんどん大きくなってゆく。
「オラ舌つかえよ?それにしてもイィ顔してんぜクロウよぉ!」
舌など使えないくらい口腔一杯の大きさなのに無茶だ。
目が見えない分、自分に触れる京介の手や口腔の京介のモノの形や感触が生々しく伝わってくる。
苦しくて、痛くて、つらいのに・・・京介の荒い吐息や気持ちよさそうな声が耳に残り興奮する自分はもう末期だ。
「ふ・・っ、ゔ」
「クロウの喉の奥、やべぇ・・!」
京介の抽挿が早くなってくる。
頭が合わせてガクガク揺れて意識が飛びそうになる。
むしろ気を失えればどんなに幸せだろう。
いっそのこと夢であれと願う。
溢れる涙はもうきっとヘアバンドに酷いシミを作っている。
「・・っく!」
京介の切ない呻きと共に、クロウの喉に吐き出した白濁を感じなければ確実に夢だと思ったかもしれない。
大量の白濁を注ぎこまれたクロウは飲み込めず激しく咳き込む。
それでも少しは苦いモノを飲んでしまった。
口の端から白濁が流れてるのを感じる。
どうにか拭おうと縛られた腕を動かそうとするが、京介にベッドに押さえつけられた。
「・・・っは、なせよ・・・くそ・・キモチ悪い・・・」
咳き込みながらクロウは睨もうとするが・・視界が真っ暗で、ガン飛ばしても意味かないことを思い出す。
「オレはキモチ良かったぜぇ」
クロウの頬に温かくてべだべたしたものが押しあてられる。
・・京介が萎えた自分のモノをクロウの顔に擦り付けたのがすぐわかった。まるで自分のモノに付いた白濁をクロウの頬で拭き取るように。
「ククっ・・・クロウの顔、オレのでぐちゃぐちゃ。」
「・・・・・・・・・・・・なにしたいんだよテメェ・・」
思ったより弱々しい自分の声にクロウは悔しくなる。
「知りたいか?クロウ」
グッといきなり京介に大きく脚を開かされる。
「・・!?」
開かされただけで、何もされない。
「やらしーなぁクロォ。口んなか犯されて感じてんのかよ?ビンビンじゃねーか変態。」
「・・・うるせぇっ」
見られている。
京介にクロウの全てが。
恥ずかしくて恥ずかしくてたまらない。
目隠しがあって良かったのか、悪かったのかわからなくなってきた。
「見てんじゃねーよっ・・・・・うぁっ!」
いきなり、京介に後ろに指を突っ込まれた。
一本ではなく、二本。
「オレはなぁクロウ。テメェが苦しんで痛がって恥辱にまみれりゃそれでいいんだよ!ヒャハハハハ!!」
しかし京介の嗤い声はだんだん消えてゆく。
クロウは、悔しさを隠して鼻で笑う。
自分の後ろは・・・容易に京介の二本の指を飲み込んでいるだろうから。
京介は知らないだろう。遊星だって、ジャックだって。
クロウが収容所に捕まりリンチを受けるうちに、そのリンチがクロウだけいつの間にかレイプになったことを。
小柄なクロウは複数で押さえこまれれば抵抗など出来なかった。
秘密にしたかった。
仲間には、こんな汚れた自分を知られたくなかった。
京介だけには・・・・・好きだからこそ、抱かれたくなかった。
でも、もう遅いのだ。
今度はクロウが笑う・・嗤う番であった。
「表情は見えないが驚いたか、鬼柳?苦しがって痛がって恥辱にまみれりゃそれでいい?そんなのもう数えきれないほどヤッたね!」
胸がズキズキ痛い。
目隠しが今はありがたい。
止まらない涙が京介にばれないから。
「犯せよ。多少血は出るが今テメェの突っ込まれてもオレのは慣らさなくても入るぜ?ヤるだけヤッてさっさと終わらせてくれ。」
少しでも愛情を見せられると逆に辛い。
血と精液にまみれる方が慣れている。
「看守の野郎どもやセキュリティの奴らは無理矢理突っ込んで痛みしか与えねぇ・・・お前も、同じなんだろう?」
京介・・テメェの顔は見えないが、その震える手を止めてくれ。
勘違い、するから。
「・・・・・っカラスも、地に堕ちたもんだなぁ!」
後ろから指を引き抜かれ、首に手を掛けられる。
それでいい。
「カラスはな、堕とされようが羽根をもがれようが・・地を這ってでも空を目指すぜ。」
でもオレは馬鹿だから飛ぼうとしないんだ。
そもそも賢いカラスは地に堕ちない。
馬鹿なカラスは・・・恋に堕ちた。
結局はどんな京介も・・オレにはやっぱり京介で、大好きなヤツなんだ。
でもそんなの解らせない。
手に入れたらお前はすぐ飽きて、新しいものを手に入れたがるだろう?
サテライトを制覇した時のように。
お前が違うヤツに夢中なんて・・考えたくない。
だから、酷くしろ。
優しくされるのには、慣れてないんだ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空なんか、みせねーよ」
首に掛かった手は、締めることなく外される。
馬鹿野郎・・さっきのは普通のカラスで、オレはお前しかみてねーよ。
頭が朦朧としてるのか、そんな恥ずかしいセリフが思いうかんだ。
額のマーカーに口付けられるのを感じる。
「オレは・・・収容所のヤツらが、セキュリティが大嫌いだ。アイツらが痛みでクロウを支配したなら・・・・」
鎖骨の間を甘く吸われる。
クロウの心臓がはね上がった。
「・・・・・オレは快感でクロウを支配してやるよ。」
嫌な予感は、的中するもんだな。
「イってイって逝きまくりな!ヒャハハァ!」
高らかに京介が嗤うと、クロウの勃ったモノを手で擦り上げはじめた。
「っあ!」
いきなりの変貌にクロウは声も殺すことも忘れて喘いでしまう。
クロウのモノは、京介の最初の愛撫とクロウの口腔を犯して感じた京介の声で育ち、すでに限界に近かった。
せめて首を少しでも締めてくれたなら萎えていたのに、すでに昂ぶりはおさまらない。
「・・やっ・・きりゅ、やめろっ・・・」
感じたくない感じたくない感じたくない。
オレの気持ちがバレてしまう。
痛みばかりのセックスになれて、快感は苦手なんだ。
京介は容赦なく先端に指で引っ掻き、攻めあげる。
「やめっ・・うぁっあ!」
下を弄られながら胸の突起まで吸い上げられる。
なんでコイツこんなに上手いんだよ・・!?
クロウは別の意味で朦朧としてきた意識の中でやけくそにキレる。
しかしそんな考えをも掻き消すように京介の指がクロウを絶頂へと誘う。
「・・はっ・・・あっあっ・・あぁ!」
先端を弄られた瞬間、クロウの身体がビクビク震えて絶頂を迎えた。
京介の手にクロウのねっとりした白濁がかかる。・・・ように感じた。
見えないからわからない。
でも、自分の腹にかかった感覚はない。
答えはクロウの後ろに触れる京介の手が生暖かい液体で濡れていたことでわかった。
二本、先程より優しく突っ込まれ何かをさがすように中を探られる。
それでも異物がキツく押し込まれる感覚に息苦しくなる。
「・・・うっ。や、めろ鬼柳・・・・・さっさと終わらせやが・・っ!」
クロウの背筋がビクンと弓のようにしなる。
異物感ではない別の感覚が全身を走った。
「っ何しやがった鬼柳ぅ・・ふぁっ!」
快感が後ろから起こるなんてクロウは知らない。
「クロウの前立腺はココかぁ・・!」
京介がうれしそうにクロウの唇にキスをする。
しかし京介はクロウの後ろを弄り続ける。特にクロウが快感を感じる場所ばかり執拗に指で押す。
「そこっ・・・や!やめろ・・あっくっ」
慣れない後ろからの快感にクロウは震える。
「や、やめ・・・あっ」
指が増やされ、クロウの中に三本の指が蠢く。それすら愛おしいと思うとその指をきゅっと絞めてしまった。
「カラダは素直だな。欲しいっておねだりしてやがる。」
「誰が・・・!気色悪ぃっ」
後ろから京介の指が引き抜かれる。
そしてクロウの昂ぶりに京介はキスをする。
・・・一度イッたというのに、ソレが勃っているのは見えなくてもわかる。
「ココは素直で可愛いのになぁ?もう一回イカせてやろうか。」
クロウはかっと顔が熱くなるのを感じる。
もう1人だけでイクのは絶対に嫌だ。
しかもこの様子じゃ後ろだけでイカされそうだ。
「さっさと終わらせろよっそれともオレの喘ぐの見て萎えて突っ込めねぇか?残念だったなっ」
「上等じゃねーか・・・!」
身体を反転させられ腰を持ち上げられる。
尻だけ突き出すような体制に逃げ出したい気分だ。
「わかるか?クロウ・・」
後ろの入り口に京介のモノが押しあてられる。
熱い・・・。
「後悔すんなよ?オレのチンコは看守どもとは違うぜ。」
「・・・・っは。どうだか。」
挿入の時は慣れない。
緊張を隠して減らず口をたたく。
本当はシーツでも掴んで堪えたいとこだが、手首が縛られていてそれも叶わない。
いっそ、宣言しないで・・入り口で焦らすみたいに昂ぶりを擦りつけないで・・無言で乱暴に無理矢理突っ込んで掻き回して傷つけてくれればどんなに楽だろう。
「口減らねぇなぁ。すぐにヨガらせてやるがな・・・入れるぜ?」
クロウは反射でぎゅっと目をつぶる。
「いちいち言うんじゃ・・・んん、うぁ・・っ」
京介が宣言通り、クロウの中に入ってくる。
目隠しでわからなかったが・・ホントでかい。
中がぎゅうぎゅうで形までよくわかる。
だが・・大きいとはいえ馴らされたクロウの後ろは京介の全てを飲み込んだ。
「・・・っ入ったぜぇ?」
「っはぁ、いちいちうるせぇ!」
京介がクロウの背中を舐める。それだけで、熱が疼く。
「クロウ」
「なん・・・・・っいきなり、あ!」
京介が動きだす。
いきなり速い腰の動きにクロウは文句すら言えなくなってしまう。
「やぁぁっきりゅ・・あっあぁ!」
奥を何度も突かれて、揺さ振られて、クロウは悲鳴をあげる。
余裕のない動きなのに、痛くはない。
信じられないくらい甘い快感がクロウを襲う。
「やればできんじゃねぇかクロウ!オレのチンコ締め付けまくってんぜ!」
クロウの前立腺の辺りを京介は責め立てる。
クロウは足の指の先までビクビクと震わせる。
「っソコ、やめ、あぁっうぁ、あっ」
こうなればクロウはもう喘ぐ以外に何もできなくなる。
見えない分、快感がダイレクトに伝わってきてクロウを翻弄する。
「クロウん中、やべぇ・・」
京介が自身をギリギリまで引き抜くと、一気にクロウの奥へと貫いた。
「ふゔぅ・・!んっんぅっ」
クロウは理性の飛びそうな中、小さな抵抗としてベッドに顔を押しつけて声を押さえる。
「オイ、声聴かせろよ。」
京介がクロウの耳元で低く囁く。吐息混じりの艶を帯びた声に心臓が高鳴る。
耳を甘噛みしながら、それでも京介の腰は止まることなくクロウの奥に容赦なく打ち付けてくる。
「んっふっ・・あぅっ」
クロウの抵抗は京介に顎を持ち上げられることで終わる。
そのまま唇を貪られる。
口腔を犯されたあと、唇を解放されると再び抑えられない嬌声が漏れる。
「オレの手で、イッてイッてイキまくりな。クロウ。」
キス終了と共に、信じられないほど奥まで貫かれてイイトコロばかり擦られる。
京介の手がクロウのモノも擦り上げ、前と後ろの両方から快感が襲い掛かる。
クロウの古いベッドが悲鳴のようにギシギシ音をたてる。
「や、ぁぁっ・・・あっあっあぁぁ!」
「くっ!」
クロウがイクと同時に、熱いモノがクロウの中に注ぎこまれる。
終わった・・・。
クロウがホッとして気を抜くと、身体を仰向けにされる。
京介のものは入ったままだ。
絶頂の余韻に浸るクロウに京介は・・・再びを腰を動かした。
「・・・・あぁっ!な、なん・・でっ」
京介は嗤う。
「言ったろ。お前を快感で支配してやる。イッてイッてイキまくりなって!」
ぐちゅぐちゅとクロウの中から卑猥な音が響く。
イッたばかりのクロウのモノは緩くだが、芯をもって勃ちはじめていた。
「やめっきりゅ・・!壊れるっ・・・!ぅあっ」
クロウはそれでも、心のどこかで京介になら壊されても構わないと思う。
「いいぜ、壊れな!オレの・・」
「ぁくっ・・やぁぁぁっ」
京介の愛撫は止まらない。
クロウの理性が残っていたのは多分ここまでだった。