アフィリエイトの文具評論家ブログ
セブンアンドアイ プレミアム かきかたえんぴつ
2014/10/10 06:00


2017年1月2日追記;2016年で製造中止になったのか消え、現在は同名の別製品が売り出されています。

 セブン&アイがこんな鉛筆を2014年春に発売していたんですけど、みてのとおりトンボippo!ナチュラルのOEMで共同開発。ところが中身が別物でした。ベトナム製。

φ7.7mm×176(六角軸)、
芯硬度HB, B, 2B
芯硬度標示が二面にあり、なまえ欄あり。ほかには社名すらなくトンボippo!ナチュラルより簡素。
1ダース380円税別

●軸木
トンボは「フィンガージョイント」で端材を接いだ集成材で、樹種はインセンスシーダでしたが、この7&iは集成材ではなく樹種も違います。特定できませんがシナノキ(リンデン)材かな。
リネックス100の軸木に似て、柾目が目立たずちょっと重い。

カッターで削ると堅め、なのに鉛筆削りでは柾目が引っかからず削りやすい木でした。


●芯
トンボは標準的な芯径φ2mmくらいなのに対し、この7&iは太くてφ2.4mmあります。
「トメ・ハネを書きやすい」との主張に沿うように、書き味は少々なめらかでやわらかめ、色も濃く、これに比べればトンボは乾いた書き味です。どちらがよいかは好みによるでしょう。

 芯の黒鉛粒子の細かさなどはトンボと変わらないと感じるんですけど、たぶん芯を多めに油に浸してなめらかさを出してるんだと思います。
浸油工程では、どんな油を浸みこませるかで芯質も変わるようなんですが、そのせいで消しゴムで消しづらくなったりします。その点これはふつうでした。



 品質が標準的で廉価、素朴な見た目もよいのですが、小学生はもっと目立つデザインを好むかもしれませんね。
 難点は、7&i系列でしか売っておらずアフィブログ的には売上にならないことです。
※2016年1月4日追記;などと書いていたらセブンネットショッピングがアフィリエイトを開始、アフィコードを追加した。
※2016年2月21日:だがしかし、セブンネットショッピングモバイルのアフィリエイトが2016年2月19日付で終了してしまった。
※2016年10月23日:PC/スマートフォン向けアフィリエイトを取得し直しました。

関連記事
トンボippo!かきかたえんぴつナチュラル
北星鉛筆9500
代わりにこれ貼っとこう。

セブン&アイHLDGS.9兆円企業の秘密―世界最強オムニチャネルへの挑戦:Amazon


comment (0)


prev | next

ブログTOPへ戻る

×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -