2011/05/24 06:00
ﾏｰｹｯﾄﾌﾟﾚｲｽ品
3Mのポストイットに代表される、貼って剥がせる付箋はとても便利なのですが、付箋紙の一部にしか糊がついていないため、付箋紙がめくれてしまっていることがあります。
そこで今回の「全面にのり!」が売り文句のドットライナーラベルメモ。100枚入り、全6サイズ。日本製。
しかし残念なことに本品は、やがてめくれ剥がれ落ちてしまう一大欠点があり、後発の3M製ポストイット全面のり強粘着にはかないません。
注意書きに「貼りつける面の材質によっては、はがす際に表面を傷めることがあります。」とありますが、その心配がないくらい。
それでもこの粘着力が弱い付箋を使っており、その使い道はノート等への付記追記で、これの白をページからはみ出ないように貼ってます。
目印ではなくあくまで付記追記。
さて、この全面のり付箋をめくる方法は、というと端っこだけ糊がついていないので、そこ(↑pull up)からめくります。で、貼ったあと、端からめくれ上がってくるんですね。本品の注意書では熱に弱いということですが、熱より湿度ではないかと思ってます。
私は本品を衣装ケースにも貼って、防虫剤と除湿剤の交換時期を記しており、これには黄色を貼っています。
こちらは一年貼りつけたままにもかかわらず、剥がれ落ちていません。
その部屋は暑くもなれば寒くもなるのですが、除湿しているため紙が湿気らないと考えられます。
また、床に近い衣装ケースに貼ったものは端が少し浮いており、やはり湿度が、この付箋を剥がしてしまうと考えています。
で、ドットライナーラベルメモがめくれ上がっていたら湿気がこもっている目安になるのではないかと思ってます。
ほかに注意しなければならないのは筆記性で、インクが乾きにくいためゲルインクや低粘度油性ボールペン、万年筆で書いたあと不用意に触ると文字がスレます。
めくれていないほうがポストイット。前述通り、3Mは2010年に同種のポストイット全面のりシリーズSSZ-3(24枚入り、アメリカ製)を発売、そちらは強粘着で本品より剥がれずインクのりもよく、一般的には3M製をお薦めします。
けれども一枚あたりドットライナーラベルメモの約五倍の価格なんです。
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