※ 姫川夫妻の初ふぇら
※ 書いてるヤツはギャグ人間・押忍!


 男女の身体の差というものがどういうものかということを知らなかったわけではない。潮には父親も母親もいるのだし、親の服を脱ぐ姿とかそういうものを見たことがないわけではないが、逆にいえば裸をじぃっと見るわけでもない。胸と股間についてるかついてないかの話だということぐらいは分かるし、知識として子供の作り方云々というものが何たるかも分かっていた。現実に起こることを想定していなかったというだけで。結婚どうのと話をしていたにも関わらず、自分には関係のないものとシャットアウトしてきたというわけでは、もちろんない。だが、どうしても男として生きてきた女という立場柄、男女の契りというものがいまいちピンとこなかった。相手が姫川竜也だということもあったのかもしれない。何だか性の匂いがあまりしない男である。現実問題、してしまえばなんとかなるものだ。やったことのない出来事でも、今から一緒に生きていくと決めた二人で行う共同作業なのだ。なんとかなってしまう。それはいいのだが、これを何度もして、愛を確かめ合うっていうのはどういうことなのだろうか。いまだによく分かっていない潮なのだった。気持ちいいとか痛いとか、そういう直接的なことよりも、心と心のつながりが何より嬉しいと感じだ。相手はこちらを大事で、こちらも相手を大事で。身体を寄せ合うという行為はきっとそういうことなのだ。だから夫婦の営みは、聖なる領域にあるのだろう。
「竜也、見せて」
 雄の部分を手でこねるように触りながら、どんどんと麻痺して甘く蕩けていく脳内が不思議だった。これはいやらしいことなんかじゃない。確かめ合う行為だ。そう念じるように思いながら凝視する。潮は言葉を失くす。正直、どうしよう、と思った。これはどうすればいいのだろう。言葉がでない。
「なんでそこで固まんだよ。お前がシたいっつったんだろ」
 竜也は呆れたように息を吐き出す。もちろん分かっている。それはそうなのだが、潮は圧倒されていた。こういう状況で、しかもガン見なんてしたことは生まれて初めてのことだ。しかも竜也のアレは臨戦態勢で、これはあれか。武器なのか。とか思わずどうしたらいいか分からない気持ちは性欲よりも何か別の方向へとシフトしてしまいたくなる。こんなものが女の身体に収まるわけがないだろう。さすがに引くぞ。というか、怖いぞ。こんなにちゃんと見なきゃよかった。潮はかなり後悔していた。すっかり怖気づいていた。
「びっくりして。大きい…」
「たいして嬉しくねえ褒め言葉だな、なんか。つーか、どーすんの俺」
 手にはソレを握ったまま、潮は固まっている。困ったのは竜也のほうだ。この状態で本当にどーすんの俺? とりあえず潮が落ち着かないことには何も始まらないどころじゃない、終われもしない。ちなみに、潮は臨戦態勢だと思っているソコは、竜也からしてみればまだそうでもない。半勃ちくらいかな、これから弄っていけば大きくもなるしちゃんとお相手もできますよという感じである。サイズ的にはそんなに大きいわけではない。日本人だし。潮を落ち着かせるために髪を梳くようにやさしく撫で、少しは解れてきたかなと思ったところで声を掛ける。
「上向いて。おっきく口開けて」
 手を動かさせて、竜也のモノを口へ運ぶ。口に入れてしまえば少しの間は目を白黒させていたけれど、なんとかパニックには陥らずに咥えたままで必死に竜也のほうを見つめている。助けを求める小動物みたいな目をして。やはり口の大きさは足りないうえに、アゴが細いから苦しそうではあるけれど、何とか痛くしないようにしてくれているらしい。
「口もうちょい開ける? ベロ出せるだろ、ペロペロして。そ、鼻で息して」
 髪の毛を弄りながら、その手は時折胸にやって相手の身体の昂ぶりについても触診しておく。今となって潮もタジタジになってはいるが、そもそもことの発端は潮だ。
「竜也、お前を気持ち良くしたい」
 急にいいだす意味はわからないが、今まで触れたことのない男の体にでも興味を持ったのかと思えば、べつに嫌いではない竜也もそれに同意しただけの話だ。だが、特にやりたいとかそんな気もなかったので勃たせて、といっただけのことだ。今時セックスの前戯にあれやこれやと舐めるのなんて常識だ。それを知らない箱入りにものを教えているだけのことである。こんなことをしたことがないことなど百も承知で、だが今時当たり前なのだということを。いわれたとおりにやっているつもりなのだろうが鼻で呼吸をするだけでへばっている。
「っつ、歯ぁ立てんなよ……」
 生娘を相手にしたことは、過去にはあったと思うが、そんなに多くもない。何より今のこの情報化社会にAVの一つや二つ、見ていない女がいるだなんて誰が想像するだろうか? むしろそういうの見てモーソウしながら一人でも楽しんでる雌のほうが多いのだということを竜也は遊びのなかでよく分かっていた。だからこのお嬢様で生娘で美人な嫁さんを、どうしようかとある意味では持て余してもいた。ここまで純粋な女性と、まさか夫婦になろうなどと予想もしていなかったのだから。
 潮はアゴがシンドイので一度口を離す。こんなことで気持ち良くさせられるなんて思えない。呼吸を整えながら潮はただただこういった行為について、圧倒されていた。みんなが当たり前にしているなどと到底信じられない。ただむずかしいと感じるばかりだ。その間は竜也が胸に顔を寄せて、尖りを舐めたり食んだりする。胸から立ち上るへんな感覚に、脊髄を通って脳みそが解けそうな、熱いんだけれど委ねたくなるような感覚に陥る。こんな気持ちになっていることを竜也にはばれているのだろうか。思いながら竜也を見れば、竜也は目を細めてそのまま舌を絡めるようなキス。きっと分かられてしまう。ぜんぶ暴かれてしまうだろう。離れるときにつながったままの唾液の糸がなんだかセクシーさを醸し出す。
「もっかい、いい?」
「はあ、どうぞ」
「な、なんか……へんじゃないか? あ、と、なんか、でてるし…」
「………放ったらかしだと萎えちまうし。でたのは…舐めたら?」
 いわれたことの半分も分からないでいる潮はまたソレを手にして、先のほうを舐める。こういう端整な顔を好きなようにできるというのが男冥利に尽きるというやつなのかもしれない。髪や耳や顔、首、胸までなら好きなように触れるのだ。一生懸命にちいさな口を開けて竜也の頂を舐めて。がんばってはいるけれど、相手には男の生理なんてものがきっと一生分からないのだろうな。そんなことを思った。まったく気持ち良くないわけじゃなく、たまにあ、いいかな、と思うところもあるが、ほとんど快感はない。初めてまともに目にしたモノやコトばかりであわあわしているのは分かるが、さすがに相手の裸も見せられているので焦れったくなってきてしまう。
「も勃ったからいい」
 腰を浮かせて口からモノを取り出す。目を追うその姿は艶かしい娼婦みたいだ。女が感じてくるとこんな顔になるのはどうしてだろうか。潮のそんな表情をみたら先端に気持ちよさが集まったような気がした。すこし出たかな。驚く潮の頭を撫でてティッシュを渡してやる。考える余裕なく潮は咳込んだ。すべてが感じたことのない体験。新しいことばかりだ。
「まったく、人のばっか見てんじゃねーよ。エッチ」
 ぽやんとした表情のまま、潮がティッシュを捨てて座ったままぼんやりしている。どうやら頭がこれ以上ついてこないらしい。軽口叩いても反応が薄い。余裕のなさの表れだ。お構いなしに潮のショーツを剥がしにかかる。脱がしながら触ったソコはしっとりと湿っていて、指を強めに動かせばしっかり水音は響きそうなぐらいの湿り気でもって、体の興奮を伝えている。さっきの軽口もどうやら満更ではなくて笑えてしまう。耳元に唇を寄せてから軽く食み、低く囁きかける。
「ったく参ったね、もしかして、舐めてて感じた? どんだけエロいんだか」
 そのまま押し倒した。今は余裕がなくても、徐々に慣れてけばいいや。夫婦になったばかり、時間はたっぷりあるのだし。
 その日の夜も、すっかり波に漂うみたいに過ぎていく。


14.10.24

まあ、ギャグですよw
文体はギャグじゃないけど、内容は完璧ギャグだからwww
会話とかギャグすぎるだろw
ふぇらだけでよくここまで引っ張ったよねw アホかww つー話じゃw

ただセクスしてるときなんて人間、まともな精神状態とは到底思えないしね、気持ち良くも悪くも、絶対正常とは違うから。なんかへんなんじゃねえかなーと思って書いたw


しかし新しい試みじゃないかと思うんだ。夫婦の初ふぇらって。潮もなんにも分からなくてアホだし。調教し放題のエロゲ脳ですみません。でも淡白だからうちのたっちゃんは性欲薄くてすみません。いろんな意味で女性上位であったりして…。
あと、いつもセクスシーンほとんど描写なくてすみません。
なんか展開とかないし、発見とかもないんでたぶん書いても毎回一緒なんじゃね?とか思う。お陰で遠ざかってるんだよねー。



そーいや神崎と寧々でフェラネタ書いてたっけな…。でもあれは違う感じだ。すっげー寧々が攻めてイカせにかかってるもんw あとは男鹿と葵ちゃんでも書いたかな…。たぶんそれと似たり寄ったりだw だめだね自分ww バリエーションないwwwww
69させろ? あ? そんなの初心者がやることじゃねーわ! できる女がいるか! というわけでダメです。そんなのAVの真似事です。観賞用です。させませんww そこそこのリアルを求めてますから。

2014/10/24 17:09:12