::世界観



※本編の方は、なるべく「世界観」を未読でも問題がないように心がけ作っております。ですが設定が少し特殊なものとなっているので「‐魔道‐」だけでも軽く目を通していただけますと、物語がより分かりやすく、取っ付き易いかもしれません。
なお、このページはネタバレを含むこともありますが、あらかじめご了承ください。
ではでは、お楽しみあれ!





世は史上最悪といわれる世界戦争が終結して後、10年の時を経た。荒廃した大地は緑を取り戻し、戦火に焼かれた都市も人々の手により復興を遂げた。世界戦争を起こした元凶とされる魔法使いたちも【魔法狩り】により激減し、世には平穏な時が流れていた。




‐魔道‐


科学に対し、自然の理の力を動力とする体系。理の力とは風・水・火・地・空の五つの力のことで、自然界を形作るとされる力。この理に反することが魔道においての禁忌である。

魔法使い、及び魔女とは、この理をエネルギー変換できる者たちのことである。しかし通常、魔法使い単体では魔法を使うことはできない。彼らの能力はあくまでも理のエネルギー変換のみ。
そこで魔法使いが魔法を使うために必要とするのが【魔法帽】と呼ばれる人々である。彼らは体内に理の力を有す、帽子に変身することができる特殊な種族。魔法使いは【魔法帽】とペアを組み、彼らの体内より理の力を引き出し、魔法を使うことが可能となる。

魔道に精通していない者は、【魔法帽】もひっくるめて【魔法使い】と呼ぶことが多い。




‐主要国‐


・アルカディネ帝国
世界最大の【デッカイーナ大陸】の大半を占める大国。帝政。
世界戦争では魔道の国・サーラを打ち破った。


・レオ王国
王制ではあるが、実際は総帥と呼ばれる軍最高司令が権力を持つ軍事国家。
世界戦争では始め魔道の国・サーラを支援していたのだが、途中、『戦争はサーラの魔道元帥が世界征服のために故意的に勃発させた』という陰謀説が浮上したのち、サーラを裏切ってアルカディネ帝国との密約を結び、実質的に戦況をひっくり返した戦勝国。


・サーラ
魔道元帥と呼ばれる最高権力者が治める統治国家だった。敗戦した現在ではアルカディネ帝国軍の支配下に置かれている。しかし各地で勃発する紛争のため、治安最悪の土地といわれている。




‐大陸‐


・デッカイーナ大陸
世界最大の大陸。大半をアルカディネが占める。


・ミドル大陸
世界の中心。山や森の多い神秘の大陸。世界最大のモンペル山脈がある。


・サラサ大陸
砂漠の多い荒廃した土地。ミドル大陸とは陸続きになっている。元サーラ帝国。


・ゴッシュ大陸
レオ王国や、他、多くの国家がおかれる。


(ストーリーが進むにつれ、追加予定)
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