退屈過ぎるとね
脳が動くのを止めて、
少しずつ溶けていくんだよ。
どろりどろりと、
湯煎に掛けたバターやチョコレートみたいに。
終いには脳が溶けきって、
何も考えられなくなっちゃうんだぁ。
怖いよねぇ。

6つ目だね。6つ目だね。
6つ目の先輩の言葉。
退屈って怖いねぇ。

中々先輩に会えないけども
僕の中には先輩が〔詞〕として居るんだよ。

先輩には現実で会えないかもしれないけど
僕には先輩の詞と何時でも会えるんだよ。
悲しいけど、嬉しいねぇ。



でも少し、淋しい。
独り取り残された、そんな感覚。
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