僕ね、大切な人達が出来たの。

君にとってはどうでもいいことなのかな。

あの人達が必死に足掻いているのをね、

これが“生きる”ってことなのかなって。

ただ見てる。見てる、だけ。

傍観してる、だけ。

君は屑って自称してるけれども、

本当にそうなんだなって最近そう思った。

思っちゃった。君のこと。

自分から動こうとしない、ただの屑だって。

そんな君は屑箱に棄てようと思って、た。

どんな人間でも自分は正しくて、

自分は悪いなんて考えないで、

自分は気持ち悪いなんて考えて、

可笑しい?僕は、僕等は。

僕はただ愛情が欲しい構ってちゃんで、

他人に適当な愛情を振り撒いて、

自己中心的な自己満足感になって。

誰かに抱き締めて欲しいけれども、

自分の口からは言えない屑で。

やっぱり僕も屑なんだね。

人類って平等。

だって、結局は僕も屑なんだもの。

そういえばあの子に言われていたね、

「嬉しいの言葉が嬉しい」って

僕には、そう言って貰える筈もないのに。

優しさって残酷。

僕の傷口を抉ってくる。

優しさ、愛を求めてるのは自分なのにね。

不思議不思議。

あの子達に逢いたいね。

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -