おお振り | ナノ

さまの吐息を纏って走りだす

夏の神さまの吐息を纏って走り出す

私の声はあなたに届いていますか
僕の姿は君の瞳に写っていますか

意地っぱりの背中

君のけなげな眼差しの

理不尽なきらきら

追いつきたいと、突き抜けたいと、思うでしょう

ひとりよがりなんて今日でやめて

視線にまとわる期待

グラウンドの真ん中で待ってる

願いが僕らを優しく見守ってくれるなら



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