背中の見送り方 甘いものなんて大嫌いだ 少しだけ追いかけてみよう(少しだけ、少しだけ、気付かれないように、) 後ろに見えるものは何ですか 戦う護る失うそして天を仰ぐ その掌は何の為にある? 無意味なものだと知っていた 優しい筈の記憶の中で 折れた剣が、微笑んでいるような気がした 取り戻せないのなら新しく作ればいい(大切なものを)(笑い合える日々を) いつだって雨は優しくはない 凍てつくように涙は瞳に溢れた 血に染まる事を畏れていた あの空に心を奪われるのなら本望 あの日の想い出は何処へ(忘れて来たのか)(消えてしまったのか)(それとも、始めから想い出なんて無かったのか) メールで送る |