愛されているような気がした
『旦那〜』
「・・・・・・」
『どうしたの?早くしないと日がくれちゃうよ』
「廻影」
『ほら、早く早く〜!って、うわっ!!』
「廻影!!」
石に躓いてしまい、倒れそうになったが間一髪サソリが受け止めた。
『あ、あぶなかった(汗)ごめんね、旦那』
「気をつけろ、心配しただろ」
『あ、うん///』
「それに・・・・・」
『?』
「・・・・・体が弱いだけじゃないお前を一人にして置くのは
凄く心配だ」
『・・・・・旦那』
「サソリだ」
『・・・・・サソリ』
「・・・・・行くぞ///」
『あ、まってサソリ!』
一瞬だったけど、サソリが顔を赤らめたような気がした。
そして、私はあんなにもサソリが私のことを心配してくれてたなんて
思ってもいなかった。
『ねぇ、サソリ』
「・・・何だ?///」
『私ってサソリにこんなにも愛されてたんだね///』
「っ!///バーカ、そんな事・・・ねーよ・・・」
『ふふっ///知ってる♪』
「・・・・・好きだ」
「うん、私もだよ」
彼に愛されて・・・
by確かに恋だった