日本上陸


「くうぅ〜〜〜〜っ!!来たぜ日本!」
「あははは、大我はしゃぎ過ぎだよ〜」
『ふぅ〜・・・やっと着いた』

久々の日本に帰ってきた男二人と女一人の姿がある。
一番背がでかく、赤い髪に黒は火神大我
もう一人は黒髪で右目が隠れてミステリアスを感じられるのは氷室辰也
ミディアムの黒に先が白で身長は少し低め女の子は燈狗舞出雲

三人は小さい頃からの幼馴染である。そんな三人はいつでも一緒だった
そんなある時、両親から三人で日本に帰国したらどうだと提案された。
私はどっちでも良かったが、大我が目を光らせて
「おお!行きてぇ!!俺ら三人で日本に行こうぜ!な?」と、大我に背中を押されて私と辰也は日本に帰国して来た。
そして・・・・


「で、お前ん家どこ?」
「僕は学校に近い所にあるからな〜・・二人は同じ学校だよね?」
『うん、しかも同じ家』
「そーそー・・・って、え?!」
『大我・・・やっぱり聞いて無かったんだね』
「どどどどどどういう事だよ?!」
「叔父さんと叔母さんが出雲と一緒に暮らして欲しいんだって」
『ちょっ、聞いてねぇし!!』
『これはもう決まったことなんだからしょうがないでしょ』
「えええええ?!///」
『一緒に暮らすって言っても共同生活だしね』
「・・・そ、そうだな」
「大我可哀想」
「てめぇな!!」
「それに」
「!」

突然辰也の目の色が変わった。
すると、辰也は俺に

「出雲がいつ倒れるか分からない・・・僕は違う所だから出雲の心配ができない
だから、大我・・・・君が出雲を守ってあげて」

辰也の目は本気だ
俺だって気をつけるようにはしてる出雲は幼い頃から体が弱くあまり外に出ることが出来ない生活を送っていた
倒れる事なんてしょっちゅうあった。
でも今は体力もついて倒れる事はなくなったが、まだどこか気が抜けているような感じだ

トタトタと可愛らしい足音をさせてこっちに近寄ってきた出雲は俺たちに

『早く行こうよ』
「うん、そうだね」
「よぉ〜〜〜し、行くか!」

こうして三人は日本の地に足を付けてこれからの生活に向けて歩んで行く。






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