短編 | ナノ


仕事が終わった後には理事長に報告をしなければならない。

隊長である私は上司の元へ報告に行くが、
正直な所行きたくないものだ。

なぜなら、・・・・


「おやおや、お疲れ様です荒川さん」
『討伐完了しましたので、以上で失礼しま』
「荒川さん、少しここで休んでいかれては?」
『ご心配なく、残業は慣れているので』
「それは関心します。しかし、休みも大事ですよ?」
『とかいいつつも、こんなに近いのですか?』

いつ間にか、神門の目の前にメフィストが居た。

「それは、私が気になったからです」
『どうでもいいですけど、帰っていいですか?』
「残念、まだ話は終わっていません」
『・・・・仕事が残っています』
「そうですか、でわ・・・」

ガサゴソとあさるメフィスト。
すると・・・

「これを持って行きなさい!」
『・・・・・・・・・ケーキ』
「私が作りました、とても美味しいですよ☆」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・どうも、失礼しました』

バタンッ


『・・・・・・まずそう』

ケーキは何故か紫色をしていた。
かなり毒々しいケーキ

『どうしよう。。。』

取り敢えず・・・・・


『いや〜、・・・炎が綺麗だな〜』
「何してんだ?神門」
『獅郎さん。今メフィストの特製ケーキを燃やしてるんです。』
「そうか〜、にしても煙と炎が紫色になってるんだが・・・」
『・・・平気だと思いますよ?』
「・・・そうだな」


その後、メフィストの特製ケーキを貰っては燃やしている
神門であった。

『(絶対にあの毒々しいケーキは食べられない。。。)』






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