子供10題 アミティ総受け


会話文のみ。なのに無駄に長いです注意。



ねえ、遊んでよ クルアミ

「ねぇ、クルーク、遊ぼうってば」
「うるさいなあ、本を読んでるだろ」
「だから、本読むのをやめて、遊ぼうよ。」
「・・・全く、君は本当にこまったさんだな。」
「ってことは、」
「しょうがない、遊んであげるよ」
「わーい!何して遊ぶ?」
「・・・決めてなかったのかい?」
「うん」
「うんって君・・・・・」
「ご、ごめん」
「・・・・・じゃあ一緒に本読もう」
「え?」
「僕の本を一緒に読ませてあげるって言ってるんだ」
「ええ、あたし読書はちょっと・・・目が疲れるし・・・」
「・・・僕が音読してあげるよ」
「いいの!?やったあ、早く聞かせてよ!」
「・・・はぁ」


紙で出来たハートたち リデアミ

「わあ、可愛い」
「あっ、アミさん!?」
「それ、リデルが作ったの?」
「は、はい・・・」
「可愛いね。赤とか、黄色とか、沢山あって」
「ありがとうございます・・・」
「でも・・・可愛いんだけど、そんなに作ってどうするの?」
「え、と・・・その・・・あげるんです」
「へえ、誰にあげるの?」
「・・・アミさんに、あげるんです」
「えっ、あたし!?」
「その、アミさんにあげる為に頑張って作ったんです。あ、あの、貰ってくれませんか?」
「ありがとうリデル。えへへ、嬉しいなあ」
「アミさんに喜んでもらえて、私も嬉しいです・・・!」

(でも、ハートの色紙こんなに貰ってもどうしようか困っちゃうなあ)

でもリデルが嬉しそうにしてるのでそんなこと言えないアミティ。
その結果部屋に飾っちゃってるアミティ。


シロップだらけのホットケーキ レムアミ

「あ・・・あまい・・・!」
「おいしくないかい?」
「ううん、すっごく美味しいよ」
「それはよかった」
「もっと食べたいなあ」
「はは、アミティは食いしん坊だね」
「そっ、そんなあ!女の子にそれは失礼だよ、レムレス!」
「おっと、ごめんね。アミティがすごく美味しそうに食べてくれてるから、口が滑っちゃったよ」
「もう・・・」
「まあまあ、アミティ、君はそんなに食べても見た目に害は無いじゃないか。いつも可愛らしいままで。」
「そ、そんなこと言っても無駄だからね」
「ふふ、アミティ、顔赤くなってるよ」
「へ・・・!?」


汚い泣き方 クルアミ

『ねぇ、遊んでよ』のクルークがアミティの誘いを断ったver。

「いい加減にしてくれないかな」
「・・・クルーク?」
「僕は本を読みたいんだ。静かにしてくれよ」
「そ、そんな・・・、・・・・・」
(やっと大人しくなった・・・これで本を、)
「酷いよ・・・クルーク・・・せっかく・・・せ、っかく・・・うっ、」
「・・・て、ちょっ、と待っ、!」
「うわああん!クルークのばかっ!ばか・・・!うっ、ひぐ、うええ・・・」
「わああ、アミティ、待って、悪かったって!」
「・・・本当にそう思ってるの?」
「お、思ってる・・・!だから泣かないで・・・。ほら、周りの視線が・・・」
「あたし・・・クルークに嫌われちゃったのかと・・・」
「嫌うわけないだろ。今僕は本を読むのに集中したかっただけで、むしろアミティのこと、好きなんだから・・・」
「・・・今なんて、」
「えっ、あっ、いやあ、なんでもない!ああもう、あっちにいってくれ!」
「ええっ、そんなあ・・・!」
「ああっ、僕はなんて失態を・・・!」


子供で汚い泣き方といったらビエエエが定番ですが流石にアミティには無理があったのでやめときました・・・笑


止まぬ笑顔は天使のよう シグアミ

「わあー!見て、シグ、花が咲いてるよ!」
「ほんとだ」
「きれいだね〜。一生懸命育てた甲斐があったよ」
「そうだね」
「あ、あの花に蝶々がくっついてる」
「モンシロチョウだ。捕まえたい」
「だ、駄目だよ!今蝶々は花の蜜を吸ってるところなんだから」
「うーん、じゃあ、やめとく」
「吸い終わった後も、出来れば捕まえてほしくないな」
「わかった」



「それにしても、蝶々って可愛いよね」
「そうかな」
「うん。虫なのに、ふわふわしてて、まるで天使みたい」
「・・・そう」
「アゲハ蝶なんてとっても綺麗で、ほんとうに天使みたいだなあって思う」
「・・・のほうが天使みたいだよ」
「ん?何か言った?」
「なんでもない」


あれが欲しいの レムアミ

「どうしたんだい、アミティ。あのお店が気になるのかい?」
「あ・・・うん。」
「何か欲しいものでもあるの?」
「新しい靴が欲しいなあって」
「・・・買ってあげようか?」
「そんな!いいよ。お母さんに買ってもらうから」
「いや、買ってあげよう。せっかくのデートなんだ。」
「デ、デート!?これ、デートだったの!?」
「何を言っているんだい。二人っきりで寄り添って街を歩くだなんて、立派なデートじゃないか」
「ふ、二人きりで、よよよ寄り添って・・・!?あっ、ほんとだ。ごめん、近かったね」
「何で離れるの」
「だ、だって・・・な、なんか・・・」
「なんか?」
「その・・・あたし達、それじゃあ、こ、恋人みたい・・・だなって・・・」
「・・・それでもいいと思うけど」
「・・・え、」
「ほら、行こう、アミティ。新しい靴、買ってあげるよ」
「ちょ、ちょっと、レムレスっ・・・!」


我慢は苦手分野 ラフィアミ 

「ラフィーナあ、もうこれ食べたいよお」
「駄目。この宿題を終わらせてからよ」
「もう疲れたよ」
「全くもう、このケーキを食べたかったら、早く宿題を終わらせることですわ」
「疲れたんだってば・・・」
「そんなの知りませんわ」
「ラフィーナの意地悪!ケチ!」
「あらあら、宿題を手伝ってくれと言ったのはどこのどなただったかしら?」
「うっ・・・」
「宿題が終わったら食べようと、ご褒美のケーキまでせっかく買ってきてあげたのに、そんな口を聞くんですの?」
「わー!ごめんってば!ちゃんと宿題やるから怒らないで!」
「ふふん、その意気ですわ。さ、教えてあげるからさっさとやりなさい!」
「うう・・・・・」


イタズラはまかせとけ! シグアミ+クル

「あ、シグ、クルークが来たよ」
「来たね」
「いつ頃かかるのかなあ」
「もうちょっと・・・」
「わああああ!?」
「わーいかかったー」
「すごーい!落とし穴作戦大成功だね、シグ!」
「きっ、君達か!こんなくだらないことをしたのは!!」
「逃げろー」
「あっ、待ってよシグ〜」
「ちょっ、ちょっと待て!せめてここから出せ!こらあ!」


こどもでいたい シグアミ

「大人になったら、仕事しなくちゃいけないんだって」
「ふーん」
「あ、でも、大人じゃなくてもレムレスみたいに大きくなったら仕事する人はいるみたい」
「そうなんだ」
「あたし、早く大人になりたいなあ、大きくなりたいなあって思う時があったんだけど、大人になったら忙しくて皆と一緒にいられなくなりそうだよね」
「・・・そうだね」
「だから、やっぱりあたしはまだまだ子供のままでいたいなあ」
「僕も、アミティとずっと一緒にいたい。」
「え」
「だから、子供でいたい」
「そ、そう」


あげないよ シェアミ

「おしゃれコウベ、青いぷよの帽子あるかな」
「あらアンタ、まさかそのダサイ帽子の色違いを被ろうって言うの」
「ダサくないよ、凄く可愛いよ」
「アンタのセンスじゃ説得力ないわ」
「むーっ」
「で、アンタ、赤ぷよ帽を被るのをやめて青ぷよ帽をこれから被るつもりなの」
「あたしは被らないよ。この赤ぷよ帽はとっても気に入ってるしね」
「じゃあどうするのよ」
「ちょっとね」

*

「え〜と、ここだっけ。変態の魔導師さん、いる?」
「変態って言うな!」
「あ、いたいた!」
「・・・何の用だ」
「あたしの赤ぷよ帽、欲しかったんだっけ」
「・・・?ああ、そういえば、大会の時そんな事を言っていたな」
「あげようか?」
「何?」
「あたしの赤ぷよ帽、あげるよ」
「本当にくれるのか?」
「うん」
「フン・・・そうか。なら有り難く頂こう」
「・・・と思わせて、えいっ」
「あがっ!?」
「えへへ、騙された!アルルの言ったとうりだね。お兄さん騙されやすいって!」
「き、貴様・・・!」
「じゃあね、シェゾ!」
「あ、あいつ・・・許さん・・・!
・・・ん・・・?これは、青いぷよの帽子・・・?」

アミティが自分に似合う色の帽子をわざわざ買ってくれたのだと後日アルルから聞き、なんだか母性的な愛しさを感じたシェゾであった。


*****


無駄に長くてごめんなさい。アミティ受けをこってり書けて楽しかったです笑
ここまで読んでくださり有難うございました。

tile...Aコース様
material...ruffle様





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