2012/10/28 21:14 「日向君、伊月君、生徒会の用事あるから代わりに指示よろしく!」 「りょーかい」 「生徒会頑張って」 「ありがと、伊月君」 そう言ってカントクは荷物を持って生徒会長のところに行く。 日向と伊月は部室へ向かった。 生徒会の人たちは書類をまとめていた。生徒会長が口を開く。 「相田さん、ウィンターカップはどうだ?」 「んー、まあそれなりに。前みたいにはならないわ」 「流石相田さん。これぐらいならなんとかなるな。 ――よし、あいつらの所行ってこい!」 「で、でも……」 戸惑うリコに後輩が胸を張って言う。 「相田先輩、ワタシも手伝いますから大丈夫です!」 「お前は不安だ」 「会長酷いですよー!」 「そうねー、本当にいいの?」 「問題ない」 「ありがとう。じゃあ行くね!」 リコは素早く荷物をまとめて体育館に向かう。 そんなリコを見て生徒会長は嬉しそうに微笑み、呟いた。 「――いってらっしゃい」 彼女が一番輝く所へ。 あかさたなはまやらわ44題 comment (0) |