伝う雫は | ナノ
 

 
 
もうせき止めるものは無くなった
 
分からないほど子供ではないつもり
 
ありふれたおとぎ話に、終止符をうちたかっただけ
 
ずっと勘違いをしていたのかもしれない
 
青空にとけそうな君の横顔
 
愛故にとは言ってみたものの
 
繋がりすぎて、ぐちゃぐちゃになった絆
 
なんてちっぽけな約束をしたんだろう
 
ほんとはね、ずっと分かってた
 
君のために流した涙のその意味を、
 
             
 





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