夜しか知らなかった
死ぬってまるで楽観的に
やさしい色をしていた
レンタルライフ
そうだね、君には黒眼を
足がすくんで世界だけ堕ちた
いらないと言えばよかった
極刑を乞う
淫らに、泣き笑い
百年前の月夜に焦がれる

愚民に告ぐ
ささやかにうねる波になりたい
飢えにあえぐは
邪恋と笑えるなら恥など知らぬ
殴打、打撲、撲殺
凛と見据えた揺らぐ国
過ぎゆく青葉
微かな哀しみ、滲む愛しさ
はにかんだ姿があの日に共鳴した
蜃気楼スクランブル

風の中に消えた
誰かの目にとまらなくても
太平洋よりも果てしなく
断線、修正不可能
頭の隅っこで期待してる
無意味なこと
いつになったら解りあえる
向かう想いが強くなればなるほどに
発した言葉は永く焼きつく
青空戦争


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