泣きたくなるような空
広すぎる部屋にて、女が独り
ちゃんと笑えているのかな
頭おかしいの、あの子
窓の向こうの粉雪に
違う、愛じゃない
夜景がよく見える場所を見つけたよ
大地よ、今こそ詠え
そこらで休みませんか
この世は劣情だらけ

こんな時代に、こんな愛
いつか見ていた星だから
緑はいつだって教えてくれる
叶わずと知りながらも
ちっぽけな花を歌うよ
大空はあなた、地球はわたし
明日の君に捧げよう
どこまで届いていますか
できれば、あなたの心の深層まで
空想家は言った、世界は広くただ美しいと

臆病者の論理
君の言葉に吐きそうだ
異国民が笑う
悲鳴、堕ちゆくだけ
いつか本物の涙を流す時
すべて、すべてが本音だよ
縛りつけて、心が駆け出さぬうちに
最初の一歩、穴に落ちた
恋という字に潜む罠
ねえ、もうこれしか言えない


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -