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03/13


前回26話目の続きのお話です。本当は26話目に全部つめようと思っていたのですが書いてみたら思いのほか長くなったので分けて正解でした。


下記、今回のおはなしのネタバレを含みますので27話目を読んだ後に読むことをおすすめします。
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今回のお話で夢主が研磨を褒めたときに「…そう」と返しているのですが、「ありがとう」にするかとすごく迷いました。
研磨は勝ち負けにあまり興味が無いですし、このころは原作でも「強いのはおれじゃなくてみんなだから」と言っています。
それに研磨と夢主は学校が違いますし今回の試合も練習とはいえ音駒が勝っていますので、たとえ自分のプレーを褒めてくれたのだとしても、ありがとうと言ってしまったらすこし皮肉に聞こえてしまうんじゃないかと考えた研磨は「…そう」と返すだけにとどまりました。……という感じにしてみました。

言葉ひとつ違うだけでいろんな捉え方があるので私はおはなしを考えるときにとくに言葉遣いには気を使っているつもりなのですが、キャラクターによってはこれは言いそうだなとかこういうことは言わなそうだなとか全部違うので、なかなか原作に近いように書けているかはわかりません。
それでも今回のようにたとえひとつの言葉の言い回しだったとしてもその人物に合った言葉選びをなるべくしていきたいので、これからもそこはこだわっていくつもりです。

すごくちいさなことではあるかもしれませんが、自分の好きなものを好きなように書くためのモチベにもなりますので、引き続きこだわりつつ書いていこうと思います!ではでは

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