一人の部屋(※暗い)
※激さんが監獄にいたころのお話
静まり返った部屋
光もなく、暗い空間
一人でいることなんて何時ものことだった
誰にも理解されず
避けられ
時には暴力だって振るわれた
今の状況は、昔と変わらない、
ただ過ぎていくだけの時間だった
アイツと出会うまで、
ここで起こることは今までと変わらないものだった
アイツが来てから、
今まで何とも感じなかった痛みを"痛い"と感じるようになった
アイツが笑顔で話しかけてくるたびに、自分のことがよくわからなくなった
今までと確実に異なること
アイツが来たことで確実に俺の何かが変わった
初めて自分の傷を心配された、そうしたら今まで痛くなかった傷がズキズキと疼いた
つらかった、苦しかった
アイツと出会って、話しかけられて、今まで感じたことのない感情が沸き出てきた
今、思うことは
一人でいることがこんなにもつらいこと
「今日は、いつ来るんだろうな…」
烈に『会いたい』と思ったのは、これがはじめてのことだ
***
監獄にいたころの激さんの独白←
烈さんに会うまでの激さんは感覚とか感情とかいろんなものが欠けてた的な…そんな内容でした(伝わらないorz)
両親以外で自分のことを心配して泣いたり笑ったりしてくれる人が今まで居なかったっていう過去があるから、烈さんとの出会いは激さんに大きく影響を与えたんですね←
「一緒に逃げよう」って言ってもらった時に
「ああ、俺は烈に会うためにここに来て、烈と生きるために生まれてきたんだ」って思うんです←←