ねぇバーン、気づいてる?

君が大好きなグランがヒロトが誰を見てるのか。気づいてるだろうね。普段は馬鹿なのに変なところで君は感が鋭いんだから。いや、あんなに熱い視線をぶつけているんだ。誰だって気づくだろう。その視線を向けられている張本人は気づいてないみたいだけど。

ねぇバーン、気づいてる?

君が大好きなヒートが茂人が君から離れていこうとしているのを。君はヒートに関してはとことん過保護だったからね。まるで恩を仇で返された気分だろう。ヒート本人は君にこれ以上迷惑をかけたくないんだろうけど君からしたら裏切りにも似た行為だろうね。可哀想に。

ねぇバーン、気づいてる?

君が大好きなものに限って君の傍からだんだん離れていくことに。結局君の思いなんてみんなには届いてないんだよ。グランだってヒートだってヒロトだって茂人だって君から離れていったでしょ。




結局君の隣には君の大好きな2人はいてくれないんだよ。







ねぇ、バーン。気づいて。


引き算の結果論
(結局君の隣は大嫌いな私のものなのさ)
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -