▲
一日一粒で世界一の悪魔にしてあげる
足並み狂ったアンダンテ
スニーカーでワルツを
スポットライトに目を細めて
甘い夢など見ないフリ
私を二番目にして、なんてかわいそうな嘘
さよならアリス
赤ずきんは帰り道を知らない
小声で愛してあと三秒
耳を塞いで鼓動を聞いてよ
それはあの子の赤に似ている
あなたの愛しい誰かさん
君の孕んだ世界より
四回目の朝、その光に焼き尽くされた
素敵な夜に乾杯をしよう
そしてトリガーに手をかけて
チョコレートは罪の味
それは君がくれた五つ目の過去だ
あなたが私の輪郭をなぞって微笑む度、その光が眩しくて手放せなくて泣くよ
午後六時、彼女は世界を捨てて消えた
thanks:
碌死