一日一粒で世界一の悪魔にしてあげる


足並み狂ったアンダンテ

スニーカーでワルツを

スポットライトに目を細めて


甘い夢など見ないフリ

私を二番目にして、なんてかわいそうな嘘


さよならアリス

赤ずきんは帰り道を知らない


小声で愛してあと三秒

耳を塞いで鼓動を聞いてよ


それはあの子の赤に似ている


あなたの愛しい誰かさん


君の孕んだ世界より

四回目の朝、その光に焼き尽くされた

素敵な夜に乾杯をしよう


そしてトリガーに手をかけて

チョコレートは罪の味


それは君がくれた五つ目の過去だ


あなたが私の輪郭をなぞって微笑む度、その光が眩しくて手放せなくて泣くよ


午後六時、彼女は世界を捨てて消えた


thanks:碌死
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