豪炎寺とだらだら

「あつい…暑すぎる」

「あついな」

「なんでこんなにあついの。やっぱ北極の氷も溶けてきたか」

「それはもう溶けはじめてる」

「鉄板置いて卵のせるだけで目玉焼きができそうな暑さだね」

「できないこともなさそうな発想だけど食べたくないな」

「やっぱり?」

「なあみょうじ」

「んー」

「その上着をパタパタさせるのはやめないか」

「どうして」

「仮にも女子だろう。はしたない」

「とうとう豪炎寺までそんなオカンみたいな事言うようになったか…!」

「俺が男だということを忘れないでほしいんだが」

「なにを、今更。お風呂一緒に入った仲じゃん」

「いっ、いつの話をしてるんだ!!」

「豪炎寺のほくろの位置まで知ってるわ」

「な、な…!!」

「うっそぴょーん」

「いまちょっと殺意わいた」

「え?うそ、ありがとう」

「お礼を言われるような発言をした覚えはないが」

「アイス食べたいなー」

「買ってくればいいじゃないか」

「豪炎寺ー…(チラ」

「ちょっと今猛烈にファイアートルネードの練習がしたくなってきたな…」

「あー!!!うそうそ!!ごめんなさい!!アイス買いに行かせていただきます!!!」

「俺もいく」

0708