テーブルに広がるのは様々な物がそれぞれが皿に乗っていて甘く良い匂いを発している
ヨーグルトやイチゴジャム、蜂蜜やチョコレートなど種類は様々。
『いっただっきま〜す!!』
パクリ‥‥
あぁ口の中に広がるこの甘く優しい味‥!!そしてこの香り!!
まさしくこの食z「トリコ気取りかテメェは」
『‥ちょっ土方さん!!人の心読まないで下さいよ!!プライバシーの侵害で〜す。はい逮捕−』
「何がプライバシーだテメェが著作権で逮捕だ」
『私何にも言ってないですぅ。勝手に土方さんがトリコだ何だ言ってるだけですぅ』
全く私のおやつタイムを邪魔しないで貰いたい
「咲夜ちゃんこれ全部1人で食べるつもりなの??」
これとはテーブル一面に広がっている沢山のトッピング達と沢山のホットケーキ
そう、今日のおやつはホットケーキなのです!!
『そうですよ??あ、山崎さんも食べます??』
好きな物を自分で乗せるバイキング形式だから色んな味が楽しめるという素敵な考えだ
「今日のお昼食べなかったっけ??」
何を言うかザッキー氏
今日のお昼は一緒に食じゃないか
『脳みそ大丈夫ですか??病院行きますか??』
「‥‥(ムカつくなぁ本当)』
『コレはおやつですよ。別腹ってやつですよ』
好きな物はお腹いっぱいでも別腹で食べたくなるのが私です
「そんな食ってばっかだと太るぞ」
『う゛っ!!』
グサッと心に刺さる事をさらっと言いやがりましたね土方さん
‥‥でも平気ですよ!!消費なんて余裕でできる位女中の仕事はハードなんですよ!!
土方さんみたいにただ毎日コレステロール摂取してる訳じゃ無いですかr‥‥??
『土方さん土方さん??』
その手に持っていてホットケーキに掻けているのは何ですか??
「こっちのが美味いんだよ。お前も掻けるか??」
私の言いたい事が伝わったのかドヤ顔で答えてくる土方さんにイラッとしたのは私だけだろうか‥??
『掻けるかァァァ!!ちょっコレ、‥‥何してくれてんですかァァァ!?』
私のホットケーキ達が見事にマヨネーズまみれに‥‥ハァ。
‥‥あれ??前にもこんなのあった用な??デジャヴ??
『やっぱこういうのは銀ちゃんとしか合わないなぁ』
よし、今度また甘味巡りに誘ってみよう
呟いた途端、土方さんからの鋭い視線がコッチを向いた
「銀ちゃんだぁ゛??‥もしかしてどこぞの万事屋じゃないだろうなぁ??」
何故か不機嫌に聞いてくる
何か余計な事言ったかな‥??
『そうですけど??土方さん知ってるんですか??』
聞くとまた一段とウザそうな何とも言えない顔をしてくる
「副長万事屋の旦那と仲が悪いんだよ。」
なるほど!!
『やっぱり甘党とマヨラーは相容れないんですかね??』
甘味と酸味は個性が強すぎますもんね
一緒に食べたら甘いんだか酸っぱいんだか、よく分かんない味になりますもんね
『それに比べたらザッキーはバッチリですね!!塩みたいですもんねザッキーは!!』
「えっ??何の話し??‥‥塩ってそれは馬鹿にしてるの、誉めてるの??」
何に入れても全ての味を生かして整える。自己主張が余り無い
正にザッキーとしか言いようがない程ぴったりだ。
『何言ってるんですか!!ほめ言葉に決まってるじゃないですかぁ!!』
「どこがァァァ!?どこからどう考えても馬鹿にしてるじゃん!?自己主張無いとか普通に地味って事じゃん!?」
全くザッキーはネガティブだなぁ!
そんなんじゃ10円ハゲ出来ちゃいますよ‥ププッ
『まぁまぁそんなに怒ってたらハゲちゃいますよ(笑)??ホットケーキ食べますか??何かけますか??塩ですか??塩ですよね‥プッ』
そう言ってホットケーキと一緒に塩もセットで渡す
「‥絶対馬鹿にしてるゥゥウ!!!!」
結局ザッキーと2人で一緒に食べました
((あれ??土方さんは??))
((ブツブツ言いながらどっか行ったよ))
12.7/9修正
[*prev] [next#]