『ぶぇっくしょんッ』




風呂から上がって部屋で藁人形の続きを作ろうとしたら縁側に咲夜がいた


…何やってんでィあの女







「何人の部屋の前でボーっとしてんでさァ邪魔」




『あっ沖田さんだ!!お風呂上がりですか〜??本当にパッと見は爽やかですよねぇ』





「あァ??どこをどお見ても俺ァ見た目も中身も爽やかだろォが。…てか無視してんじゃねェよ」


『どっから来るんですか、その自信??』



こいつは一言で言うと変だ








どこが変かと言うと一言では言えねェが強いて言うなら


アホだ




『??何ですか??そんなジッと見られると照れるんですけど…』




「ハっ!!」



『えっ??何で今笑ったんですか??バカってか??バカって言いたいんですか??』






そもそも俺にに対してこんなに言い返して来る奴は、土方さんだけだと思ってたんだけどねィ








『それに別に沖田さんの部屋の前にいたんじゃ無いですぅ〜。自分の部屋の前にいたんですぅ!!』




俺の部屋は隊士の端でこいつの部屋は女中の端で部屋がお隣さんだ






『空を見てたんですよ!!凄いな〜って思って』



そう言ってまた空を見上げる




一つ言っておくと、別に今日は星が凄い見えるとか満月だとかそういう訳でわ無い




『江戸の空って広いでよすね!!たまに船とかが飛んでるけど、それが余計に広く感じません??』




「あ〜‥‥そうだねィ。」



『全然思って無いですよね!?』



言ってる事が面倒くさいから適当に流す事にした


サッサと藁人形完成させて寝よう





『沖田さん沖田さん。』



部屋に戻ろうとしたら声に呼び止められた



「??」





振り返って見たあいつの顔が、少し欠けた月の明かりを浴びて



『お休みなさい』



笑った顔を見たら珍しく安心する自分がいた。





「おぅ」







((早く寝ェと一生チビのまんまですぜィ))


((へ、平均ぐらいありますよーだっ!!))



*****


やっとスマホに変えましたヽ(^0^)ノ
全然使い方が分かりません(泣)


12.7/9修正

[*prev] [next#]




「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -