“会いたかった”──そう言うと彼は痛いくらい私を抱き締めて、私の体中にキスの雨を降らせた。(ガチャリ)彼のとろけるような甘いキスの所為で、部屋に鍵をかけられたことすら気付かない。溶けてしまいそうだ。呼吸をすることさえ惜しい。貪るように互いを求め、気が付いたらベッドの中で私たちは溺れていた。彼の長い髪を体中に浴びながら、このまま時間が止まってしまえばいい……なんて本気で思った。← →ページ数[1/2] × 「#エロ」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -