愛しい師匠 | ナノ


▼ 06.VS混合部隊

如月が暇だったのが原因か。太刀川が暇だったのが原因か。
何が理由かは定かではない。
何故か混合部隊で戦うことになった。
とても不思議でならないのだが、巻き込まれたのは、菊地原、風間、当真だった。
まともに戦えるのか謎すぎる菊地原と如月。
一位の太刀川と風間と当真。有利すぎる。
歌川は巻き込まれずに済んだ。

「さて、菊地原。
俺の足を引っ張るようなら貴様から斬る!!」
「むしろ、足を引っ張るのはそっちじゃない」

ガミガミと喧嘩が始まりそうだ。
二人は目を遭わせずに時間まで待っていたらしい。
相手側の方は風間がかなり真面目に仕切っていた。
太刀川が久々に如月と戦えるのが嬉しいあまりに意見を言わないので。

「菊地原には狙撃無理だよな。
そしたら如月か?あの二人って結束するわけ?」
「如月が菊地原を斬るパターンはないだろうな。
あいつは口は悪いがそんな真似はしない。
恐らく二人で動くだろう。全員でかからないと面倒だ」
「二人の関係の日が浅いのがありがたいよな。
如月と一対一がいいんだけど」
「じゃあ、おれフォローっすか」
「如月が万能手だと忘れたのか・・・・・・」

そうこうしているうちに転送が始まった。
ちなみに、始めに負けた人がジュースのおごりをするらしい。
菊地原が一番そうなりそうな気がする。
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