02

そして、くじ引きで順番と組み合わせはこんな。

1.γ&ユニ(男女ペア)
2.デイジー
3.白蘭
4.山本・クローム
5.桔梗
6.笹川兄妹(男女ペア)
7.ザクロ
8.太猿
9.綱・獄・ハル(綱を守る役目を獄とハルが譲らなかった為)
10.野猿
11.正一・ブルーベル

※ トリカブトは花を持って墓地の奥で待機。そこまで辿り付いた証拠に、1輪の花を受け取ってから帰る。

「アレ?どーしてγクンとユニちゃんなの?ユニちゃんのベストパートナーは僕なのにー」←白
「いい加減にしろ!姫はオレのものだってんだよ!!」
「γ…」

ぽっと頬を染めるユニ。おおお、と盛り上がるギャラリー。

「テメーら!!ひゅーひゅー言うんじゃねーよ!!」←γ真っ赤・純
「びゃくらん!よこれんぼはいけないのよ!!ユニはみんなのおひめさまかもしれないけど、ユニのおうじさまはγなんだからね!!」<ギリギリギリ>←足踏んだ
「痛い!痛いってばブルーベル!!」
「良かったな。姫の王子はアニキで決定だぜ」
「(・∀・)ニヤニヤするんじゃねー太猿!!」
「おい、やるのかよやんねーのかよ」←気怠く獄

一同、墓地へ移動。
道すがら、ユニが言った。

「今更ですが…いいのでしょうか」
「怖いですか?姫」
「そういう訳ではなく…。墓地は、亡くなった方が眠る場所ですから。でも、たまに起きていたり、元からさまよっていらっしゃるひともいます。また、安らかに眠っているのに、起こしてしまう可能性もあります」

・・・・・・・・・・・・・・・。

白蘭、意地でも笑顔。
「えっと…?ユニちゃん。それは、所謂…アレが出るっていうことかな…?」
「アレというのは、霊のことですか?墓地ですから、当然に」

…当然に。

「姫…それは、姫が“見える人”というタイプだと言うことでしょうか?」

かわゆく小首を傾げるユニ。
「みなさんには見えないのですか?」

つぶらな瞳で、ナチュラルな質問きたあああ!!!

「えっと…ユニ。普通は、見えないと思うんだけど…」←もう逃げたい綱
「そういうものですか?」

…そういうものです。

だが、ユニは特殊体質で、決して嘘を言うタイプではないと思う。
ちょっとした度胸試しが、死ぬ気のイベントになるのだろうか。

「す…スリル満点だね!」
「白蘭様。額の汗を拭くのにハンカチが必要でしょうか?」
「けっ、白蘭カッコ悪ぃな」←野
「ぼ、僕は平気だけど?アハハハハハ」

(絶対今更びびってるな…)←全員の感想

そこで、正一が気付いた。正一らしく、極めて常識的なことに。
「子どもは、危ないから誰かとペアのはずだよ。野猿とデイジーはいいのかい?」
「そんなん、構わねーよ。オイラは男だからな」
「ふーんだ。のさるのカッコつけ。ぜったいこわいくせに〜」←青
「こわいのはお前だろ。王子様入江にくっついてキャーキャー言ってろよ」
「にゅ!!く、くくくくっつ…!」←真っ赤・最後まで言えない
「デイジー君は大丈夫なの?」←マドンナ京子

「だいじょうぶ…」
どろ〜んと、デイジーは言った。

「ぼくチン…本当にこわいのは、ゆうれいよりも、生きている人間の方だとおもうから……」

「…………………………………」

沈黙する一同、墓地に到着。


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