これでも彼女なんです。



『きよ、』

「んー、なに?」

『また、仁とじゃれてたでしょ!』

「だって、優花ちゃんの反応が面白いからさー、つい」


『あたしの仁で遊ばないの!』


「ちぇ、あっくんモテモテじゃんかー」

「あ゛?てめーらで勝手に話進めてんじゃねぇよ」


キヨと仁とあたし。

現在、同じクラスであります。



あたしとキヨは一、二、三年と奇跡的に三年間同じクラスで、


仁とは、念願叶って今年初めて一緒のクラスになった。


でも、仁とはすでに屋上仲間でよくつるんでたんだけどね。



『仁がキヨなんかと浮気するからいけないのよ』

「何が嬉しくて男と浮気するヤツがいんだよ、ドアホ」

「えーじゃあ、あっくん女と浮気したのね!あたしを裏切ったの!?」

『…え!?』


「てめーも信じんじゃねぇよ、優花!んで、千石。気持ちわりぃからやめやがれ」


仁がこんなに喋るなんて!


あたしとキヨは顔を見合わせた。



「あっくん、いやに饒舌だねぇ」

『ほんとに。仁、どうしたの』


「てめーらなぁ、俺を何だと思ってんだ。あ゛ぁ?」



「え、怒り白菜」

『え、怒り白菜』
あ、かぶった。



仁を見ると、額に青筋が浮かんでいた。

あれ、やばくね?


「いっぺん死にやがれ、てめーら!」



あたしとキヨが一日中、仁に追い掛けられたのは、有名な話。





これでも彼女なんです。
(仁、大好きー)(俺もあっくん大好きー)(千石うぜぇ)(あたしはー?)(あ?お前は俺のモンだろーが)



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何が書きたかったんだ、自分!←
しかも最初はキヨ書こうと思ってたのに…あれ、おかしいな。

仁くんの喋りわかんないや




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