夕刻を迎え、いつものように職務を終えてガーネットの部屋を後にしようとするベアトリクス。



しかし今日はソワソワと様子がおかしいガーネットに呼び止められ、扉に手を掛ける寸前で足を止めることとなった…




何事かと振り向きかけた瞬間、背後からガーネットに羽交い締めにされ二人重なるようにベッドに倒れ込んだ。





「……ガーネット様、何を…?」


ガーネットのあまりに突然の予想外の行動に驚いたベアトリクスが問う。


しかしその問いにガーネットは答えようとはせず、妖しい笑みを浮かべて後ろからベアトリクスの胸元の釦に手を掛ける。





「あ…、あの……」

状況を理解できず抵抗もせずに固まっているベアトリクス


それをいいことに次から次へとガーネットはベアトリクスの着衣を脱がせていく…




「私だって、人肌恋しいときだってあるんだから!」


少し笑みを含んだようにガーネットがベアトリクスの耳元で囁く。





人肌…?
でもなぜ…?
私たちは同性なのにこんなこと…




ベアトリクスがなんとかガーネットの言葉の意味を解読しようと思案してる間に、彼女の着衣は秘部を覆う小さな布一枚となっていた。



その姿を恍惚とした表情で見つめるガーネット…




「ほんと、あなたって綺麗な身体してるわよね」

「ずっと直に触れてみたかったのよ」



独り言のように呟きながらベアトリクスの身体をベッドに押し倒し頭の上で両手を縛る。



その身体に馬乗りになり、白く張りのあるバストに音を立てて吸い付いた…





その行為にベアトリクスの顔が、苦痛とも快感ともどちらにも似た表情に歪む





「あ……ガーネット様…お止め…下さい…」


腰をくねらせなんとか組み敷かれている状況から逃れようとするベアトリクス



しかしその動きがガーネットの更なるサディズム癖を煽ることとなっていた。





「なに?ベアトリクス感じているの?」

「もっともっとその腰をくねらせて、私に感じてる姿を見せてちょうだい」




更なる快感を与えようと胸の突起に貪りついたまま、ベアトリクスの秘部に手を割りいれるガーネット



固く閉ざされた両モモの間をすり抜けるように、唯一身に付けていた布が取り払われた…





その割れ目の感触を確かめるかのように右手を小刻みに動かしながら、徐々にガーネットの顔がベアトリクスの秘部に迫ってくる





「…いやっ!…そこは…汚っ…」



必死に足を閉じて抵抗するが両手を自由に動かすことが出来ない為、簡単にガーネットの顔の浸入を許してしまった…





ピチャピチャと水音を立てながら、割れ目の先端にある突起を吸い上げるとベアトリクスは腰を浮かせて身をよじる…



その腰を押さえ付け、割れ目のさらに奥へと舌を進入させ、その狭い中をこねくりまわす




声を出さないよう瞼をギュッと瞑り顔を横に背けてなんとか快感をやり過ごそうとしているベアトリクス…



その姿を見たガーネットはさらに行為を激しくしていく





再び先端の突起を舌で舐め上げながら、器用に指を狭い空間へと捩じ込んでいく…



その強烈な異物感にベアトリクスは両足を閉じようと暴れるが…


すでに彼女の足の間にはガーネットがいるわけで、その抵抗も虚しく下腹部に絶え間なく刺激が与えられ続ける…




捩じ込まれる指の本数も1本から2本、3本へと増やされ、上下のピストンもスピードを増す





「あなたのココ、凄い締め付けよ!!」


荒い呼吸で腰を浮かせるベアトリクスにガーネットが興奮した口調で言い放つ。




しかしその言葉もハッキリ耳に届かないほど、ベアトリクスも意識を保っているだけで精一杯になっていた。




そんなベアトリクスの状態を知ってかガーネットの指の動きもさらに速められる。




ベアトリクスの朦朧とした意識の片隅に、ある生理的欲求が沸き上がる





(……………出ちゃう…?)



敏感な部分をピンポイントで刺激され続けた身体は快感と欲求、両方を得ようとさらに感度を上げていく





「あ…ぁ……、ガーネット…様……も…う…」



絞り出すように訴えるベアトリクスにガーネットの興奮も最高潮に達してした。





「ベアトリクス、イキそうなの!?」


「いいわよ!イッて、私にその可愛い顔を見せてちょうだい!!」



上から見下ろすガーネットの顔を羞恥心から見ることも出来ず、ベアトリクスは絶頂の瞬間を迎えようとしていた。





自分でも判るくらいにガーネットの指を締め付ける内壁…


その指の動きに合わせて無意識に動く腰…




キュッと子宮口が締め付けられ、全身に力が入る…




「あ……っ…ガーネット様……」




「イッちゃぁ…ぁ…!出ちゃう……あぁんっ……!!」




ビクンと身体が跳ね上がり意識を手放したと同時にベアトリクスの秘部から溢れ出る体液




その彼女の体温と同じ温かさの液体を右手に浴びながら、ガーネットは心地よい疲労感に見舞われていた





「ちょっと頑張り過ぎちゃったかしら。ベアトリクスったらこんなにベッドをベチャベチャにしちゃって…」






乱れたベアトリクスの寝顔にそっと口付けをし、拘束していた両手を解放する。





目覚めた時、この気高き女将軍がどんな顔をするのか想像すると心が高鳴ってしまう…




自分はとことんサディストなのだと心の中で苦笑しつつ、ベアトリクスの隣に自身の身体を横たえた…



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