ライ様リクエスト!
もしも、夢主が死んだ世界に夢主がトリップしたら
名前変換後はブラウザバックにて!




『は…は…』



あぁ、なんていうことをしてしまったんだと…
体の芯がズクズクと熱に侵されていく感覚に…頭がおかしくなりそうだ。

息を乱して狂いそうになる。

天然痘にかかった時の熱とは違う…

これは…毒だ。




「っ意識をしっかりと持ってください!あなたは死にませぬ、死なせませぬ!!」

「寝ちゃだめだ、梵!!!」

「解毒剤を早く!!」


「っ政宗殿」



今にも意識が飛びそうなのに、周りで呼ぶんじゃねぇよと…
こっちはねみぃんだから…


うとうとと…だんだん沈み行く意識に、不思議と口元が弧を描いていたかもしれない。















『…ここ、どこだ?』



固まった。
ふっと意識が浮上してそして目を開ければ見たことあるような…見たことないような…
そんな場所にいた。


身体の痛みなんてない。

あるのは、からだが酷くかるいということだけだった。



ただ、武器はない。



『…ったく、神様は何だってんだよ…』



立ち上がり、軽く柔軟をする。
首を回せばパキパキと軽い音を立てた。

けれど、後ろでぼとぼとと何かが落ちる音。

その音に振り替えれば、そこにいたのは



「政宗…様…」



目を見開いた小十郎の姿だった。
だが、私が知っている小十郎よりも…老けて見える…気がするんだが…




執筆日 20130909



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