千代と再会し、秀吉様の役にたちたく駆け抜けている日々。
だが、真田にあのことを言われてから、どうすればいいかわからない。


そう思っていた矢先だった。




「おい、石田。」

「・・・なんだ、貴様。」



部活が終わりそして帰宅しようと思っていた私へとかけられたのはその言葉。
振り返れば見たこともない男達。

なんだ、と声を出したが、男達の手にある携帯に映っていたのは、



「(千代・・・?)」



驚きに、包まれた、
千代に何か、あったのか・・・?



「このお譲ちゃん、今俺たちのとこに居んだけど。」




どうする?



そういわれて、自然と私の足はそいつらの後を追っていた



執筆日 20130623



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