『(気持ち・・・悪い・・・)』
天気がころころと変わり、温度も安定していない。
久しぶりに体調を崩したが、そんなの気にせず学校に来たらこうなった。
「昔」からからだが丈夫なのがとりえだったが、やはり少々、身体は弱くなったようだ
日差しが強くてぐったりとしてしまう
目がチカチカして気持ち悪い
『(少し・・・無理をしすぎたか・・)』
眠っている時に見る夢は、戦国の夢
記憶を思い出せ、笑いあえ、逃げるな、貴様の咎だ
殺した、死にたくない、生きたい、やめろ
「私は私を裏切った貴様を許しはしない」
『っ・・・』
人気の無い階段。
授業をサボることになってしまったが仕方が無いだろう。
孫市とも疎遠になってしまった。
その代わり、お市殿が私の元に来るようになった。
彼女は私をどうおもっているのだろうか・・・
どちらにしよ、私は昔のように光り輝いていることはない
くすみ、よどみ、二度と、這い上がれない
「おい!!」
意識がおちる本の数秒前に・・・
かつての友の声が・・聞こえた
執筆日 20130603
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