翌朝学校へきてみると仁王くんはいなくて
寝坊かなと思い普通に授業を受けた。

午後仁王くんが学校に遅刻してきたとたん
私をつれだした。先生はすごくあわてたが彼は
言うことを聞かずにそのまま私を連行。
結局諦めて先生は授業へと戻った。


「なんでお前さん返信せんかったんじゃ」

「のう、聞いとるんか?」

「いい加減にせんと怒るぜよ」


彼は私の腕を強く握った

「もう怒ってるじゃん」

「誰のせいと思っとるんじゃ」

でも元々は彼が原因のはずなのに

「言うの忘れとったんやが」

「相手してやった全員に本当のこと言ったナリ」

ということはそれを言われた子が
むしゃくしゃして仁王くんの携帯を見たと。

「仁王くん」

「なんじゃ」

「携帯ってどこにおいてるの?」

「部室」

「テニス部ってマネージャーいたっけ」

「昨日までな」

「マネージャーにも」

「言ってきたのは向こうじゃきに」

そしてまた話題を戻された

「なんで昨日メール無視したんか」

「寝てた」

「着信も拒否したんじゃろ」

「・・・」

「みょうじ・・・」

「なに」

「詐欺師を騙そうとは良い度胸やの」

  


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