*1

不協和音提出。
双子な男の娘甘楽×臨也+静臨。甘楽が酷いです






「臨也・・・私の可愛い、可愛い、臨也・・・」
赤い唇から溢れる呪詛がゆっくりと身体に染み渡る―――――


「なぁに見てるんですか?」
「んっっ・・・なんでも、ない、よ」
授業中の静かな屋上。暖かい日差しと遙か階下のグラウンドから聞こえる声が清々しい。
そこに似つかわしくない濡れた声と肌のぶつかる音。
「け、んぜん、だ・・なぁって」
臨也はフェンスに掴まってバックから揺さぶられながらサッカーをしてる同級生に、目立つ金髪に、目を向ける。
「そうですかぁ?私達もある意味、健全ですよっ!」
ぐちゅっとイヤラシい音を立て、甘楽のペニスがより奥を穿つ。
「ふぁっ!ん、ん、た、しかに・・・」
男子高校生としては健全すぎる行為に、まぁ俺は女役だけど・・・と内心自嘲する。

いつからこの関係が始まったかなど二人とも覚えていない。甘楽は昔から猟奇的な事に興味があった。TVや本を見ては真似したり、臨也の身体を身体をカッターで裂いて流れ出る血を見て笑っていた。そのうちに傷を拡げ、血を舐め、肉に歯をたてるようになって、思春期を迎える頃には性的な行為を含むものに変わった。

「もう!今日の臨也は気が入ってなさすぎますぅ!!」
スカートの裾がさわさわと太股を掠める。
「っあ・・ごめ・・・」
甘楽が乱暴に臨也の髪を掴んで顔を上向かせる。
「おうちに帰ったらオシオキです」
耳元でうっとりと呟きながら丁寧に装飾され、尖った爪で臨也のペニスの先端を抉った。
「い゛っあ゛っ!!」
痛みにアナルを締め付けると甘楽から熱い溜め息が零れる。髪を強く引っ張られ、尿道を責められた臨也のペニスが萎えた。
「可愛い・・・臨也の歪む顔、素敵です」
甘楽は自分の快楽の為のみに腰を打ち付け、臨也に痛みを与える。
「んっ!イくっ!!」
「んぁ・・っ」
甘楽が甘い吐息を吐き、臨也の最奥へと射精した。熱い精液が吐き出される感覚に臨也も感じたが、射精には遠い。
アナルを蹂躙していたペニスが抜かれ、閉じきらない穴から垂れた精液が太股を伝う。
「だらしないですね」
甘楽が綺麗に折り畳まれたハンカチで内股を拭うと、イけなかった分敏感になっている臨也の身体が震えた。
「授業に戻りましょ」
「・・・分かった」
イカせて欲しいと目で訴えてみたものの、ショーツを履いて後ろを向いた甘楽が臨也を見ることは無かった。




[*prev] [next#]
[TOP]
[タイトル]
[しおりを挟む]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -