*4

ぐちゃぐちゃのブルマが気持ち悪い。
しつこく乳首いじられてイッちゃった挙げ句、シズちゃんの精液までぶっかけられた。しかもブルマ脱いじゃダメとか絶対AVの見すぎだよね。マジ童貞。ていうか童貞じゃなかったら殺すけど。相手を。
肩で息してたらシズちゃんが冷蔵庫からミネラルウォーターを取ってくれた。掠れる喉を通る冷たさが気持ちいい。
「ん」
「サンキュ」
3口くらい飲んでシズちゃんに渡すと、ゴクゴクって一気に中身が無くなった。シズちゃんの行動はいつでも豪快。悪く言えばガサツで大雑把。そんなシズちゃんが俺に触るとき、優しく壊さないようにってするのが好き。最初は遠慮とか戸惑い混じりでイライラしたけど、今は本当に俺を想ってくれてるのが分かるから嬉しい。
「どーした?」
結構ガン見してたらしく、シズちゃんが不思議そうに聞いてきた。シズちゃんのこと考えてたなんて乙女チックなこと言える程、素直な俺じゃない。
「続き、シよ?」
これが精一杯の俺の誘い文句だ。

「ん、ふぁ・・ぅ」
キスしながらぐちゃぐちゃのブルマの上からちんこを揉まれる。
冷たくなった精液が触れてゾワゾワした。
シズちゃんがローション塗れの指をアナルの入り口になすりつけてくる。何回も往復して、たまにフチに指がひっかかってもどかしい。
「まだ挿れてねぇのにヒクヒクしてんな」
「ぁ・・は・・・やく、い・・れてよ」
ぶっちゃけ明け方までセックスしてたし、こんだけ煽られたら我慢できない。
「ほら、挿れてみろ」
シズちゃんの指がアナルをつつく。ゆっくり腰を下ろせば慣れたソコはツプッと指を飲み込んだ。
「ふっ・・」
挿れてもシズちゃんは動かしてくれなくて、自分の身体を上下に揺らした。指1本じゃ全然足りなくてシズちゃんにおねだりのキス。
「ん、もっと」
「お望み通りに」
いきなり指が3本突っ込まれて激しくナカを擦られる。
「ひゃぁぁん!!あ、んぅ・・ぁ、あ」
内側から押し拡げるように動かされて背筋がゾクゾクした。
「あぁ、んっ!ふっ・・・ぅ」
「ナカ、俺の残ってんのか?」
「ん、すこし」
今日は午前中から仕事入ってたし、きちんと始末してる時間が無かった。それだけの事だけどシズちゃんは何を勘違いしたか嬉しそうに笑う。そんでもって太股に当たってたシズちゃんのちんこが明らかに大きくなった。
「ちょ、違うし!」
「あ?素直になれよ。ほら、ケツ向けろ」
おっさんみたいなセリフを吐いて四つん這いにされた。ブルマがずらされて、シズちゃんのが入り口にあてがわれる。恥ずかしい誤解なんてどうでも良くなった。それよりシズちゃんの熱が早く欲しい。
「ふぅっ・・はっ、ぁ」
息を吐き、努めて身体の力を抜く。いくら慣らしても、いくら交わってもこの瞬間は苦しい。先端が埋まって、シズちゃんの形がリアルに伝わる。身体を割り開かれる感覚に涎が零れた。
「ほら、入ったぞ」
でもそのあとに動きを止めたシズちゃんがあやすように髪を梳いてくれるのが好き。後ろから抱きしめられて、おなかんなかはいっぱいで、シズちゃんだけで全部が満たされる。
「う、ん。いいよ・・・」
俺の了解を得てシズちゃんがゆっくりと腰を引く。
「ふぅぅぅ・・んっ!あっ!」
ズルズルと抜けて身震いする。太いエラのとこまで引かれて、今度は一番奥まで突き挿さる。
「あ、あっ!ん、ふか、い・・」
シーツを握りしめる俺の手にシズちゃんのが重ねられた。
「臨也んなか、気持ちいい」
「ふぁっ・・う、れしっ」
耳元で囁かれて思わず胎内を締め付ける。
「ん、あんま締めんな。余裕ねぇ」
「お、れも、よゆぅ・・・ない」
自分から腰を動かして前立腺を擦った。
「ひっ、ん・・ぅ」
「ちっ!もう少し楽しみてぇのによぉ」
シズちゃんが上体を起こして俺の腰を掴む。
「仕方ねぇからエロい臨也くんに合わせてやるか」
「あんっ!ひぁっ、ぅ、ぁぁ」
前立腺ばかり狙われて下半身からはヤらしい音がいっぱい聞こえる。
「シズちゃっ、ん!イくっ!おれ・・も、ぅ・・・」
「おう。イけよ」
今までより速く抜き差しされて更に奥を抉られる衝撃に耐えられない。
「んあぁぁぁぁぁっ!!」
ナカが痙攣して、ただでさえビチャビチャなブルマに再び吐精した。
「っ・・・」
数秒遅れでシズちゃんも射精する。
「っ、あ・・・で、てるぅ・・」
全部出すように何度か往復してから抜かれた。シズちゃんの精液と俺の腸液にまみれたちんこが体操服で拭かれる。もう最悪って愚痴るのも疲れた。
許容量を越えた精液がブルマから滲み出して股を伝う。
「搾れそうだな、コレ」
シズちゃんがびちゃびちゃのブルマを引っ張った。
「うん。もう脱いでいい?」
「ダメだ。このまま帰んぞ」
「は?」
俺が理解できないでいると、シズちゃんは服を着はじめる。
「さっさとしろ。休憩で取ったろ?終わる」
時計をみると確かにギリギリの時間。
「延長しよーよ」
「ヤだ。ほら、拭いてやる」
さっさとベルトを締めたシズちゃんが温かい濡れタオルで太股を拭く。
「ん、いーよ!延長してシャワー浴びれば済む話じゃん!」
「腹減ったから帰ぇんだよ」
なんてわがまま!そんな子に育てた覚えは・・・無いと言い切れない。
「じゃーごはん食べて帰ろうよ」
「用意してあんだろ?テメェが作ったのがいい」
絆されないぞ。そんな言葉で騙されないからな。このままじゃ変態プレイまっしぐらだ。
「いい大人が体操服とか、イかれてる」
「いつもの暑っ苦しいコート上まで閉めりゃ問題ねぇ。下は・・・仕方ねぇから履いていいぞ」
本当に妥協した感じで言われる。
「ナカ、零れちゃうもん」
「出したくねぇんだろ。心配すんな、栓買ってやる」
指さした先にはおもちゃの自販機。
「は?」
「嬉しいだろ?」
イタズラっぽく笑うシズちゃんに絶句する。
あぁ・・・惚れた弱み?フザケるな。

「ヘ ン タ イ」

諦めに今日何回目かの単語を呟いた。




神楽様、企画の立ち上げありがとうございます!




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