*マーキング

甘々。事後。ヤってるだけ。





「痛っ!」
「あ、悪い」
シズちゃんは噛み癖が有る。ガジガジ色んなとこ噛んでくる。
「もぅ!痕残っちゃうじゃんか」
肩口を見るとくっきり歯形がついてる。きっと他にも何カ所かあるな。
「どうせ見えねぇだろ?」
反省の色もなく、噛んだとこをペロペロと舐めはじめた。
「ん‥っ…」
やばっ。結構腰にクる。
身をよじるとペニスの先がシーツに擦れて気持ちいい。
「なんだ、腰揺れてんぞ。つか勃ってんじゃねぇか」
「ひゃあ!」
いきなりペニスを握られ、全身が跳ねた。
そのままゆるゆると扱かれれば、先走りの音がくちゅくちゅと聴覚を犯す。恥ずかしさに頬が熱くなる。
「シ、ズちゃ…ん」
熱っぽい視線で振り返ると、俺以上に欲情した顔のシズちゃんと目があった。腰には勃起したペニスが当たってる。そんな顔したシズちゃんに胸がキュッとして堪らなく欲しくなった。

「ね、いれて?」
俺のお尻をシズちゃんのペニスに押し付けながら誘う。
「お前なぁ…そんな顔、俺以外に見せんなよ」
シズちゃんこそって思ったけど、そのセリフは呑み込んで変わりにキスをした。

「はっ‥ふ…んんっ!」
ゆっくりとアナルにペニスが押し入る。さっきまで入ってたソコはピッタリとシズちゃんに吸いつく。
一番奥まで入れられると、体ごと混ざる感じがしてクラクラする。
一息ついて馴染んだのを確認したシズちゃんが抜き差しを始めた。
胎内に入れっぱなしの精液がぐちゅぐちゅと音を鳴らし、アナルの縁から溢れる。それすら快感。
「あぁ‥ん…っふ…」
バックで獣のように犯され、必死に喘ぐ。時折背中に垂れるシズちゃんの汗まで愛おしい。
また肩やら首やらを噛まれる。ゾクゾクして、ナカを締め付ければ更にペニスが大きくなる。
「シ‥ぅちゃ…ん、もぅイ、キそ…」
「っ。お、れも」
シズちゃんの動きが早くなり、パンパンと肌の当たる音が響く。

「ひっ!…んぅ、イ、く」
もう殆ど精液の出ないペニスを震わせてイった。

「くっ、はぁ…」
数秒遅れで胎内に熱い精液を感じる。
「んぁ…」
引き抜かれるのにも感じて締め付けちゃう。
「足んねぇの?」って笑うシズちゃんへ仕返しに首筋へ噛みついた。




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