「アンタちょっと可愛いからって調子乗ってんじゃないわよ!氷帝学園のアイドルはこの私なんだから!男はみーんな亜里沙のものなの。世の中って不公平よね、可愛くてお金持ちで権力もあるマフィアの女の子がいたら、誰だって跪きたくなっちゃうもんね。アンタもそうでしょ?大人しく亜里沙の下僕になるって言うんなら、危害は加えないであげる。アルギットファミリーは世界最強だもん。アンタみたいな小物一ひねりよ!キャハハハ!それで?どうなのよ。イエス・オア・ノーよ!」



え、なに?
途中寝ちゃっててよく分かんない…


「脳?」



そう言ったら急に怒り出した亜里沙ちゃん。覚えてなさい!って走り去ってしまった。
今回のターゲットたしか今の子だよな…。
ボンゴレの傘下でありながらうちの金に手をつけたファミリーだっけ?…しょぼ。
そんなファミリーの一人娘が学校で好き勝手してるからついでにそれもどうにかしてこいって9代目のお達しだけど…ぶっちゃけどうにかって何?

「…きみかわうぃーね!とか言ってればいいのかな」


そんなわけねーだろ、とどこからかベルのツッコミが聞こえた気がした。
…早く帰りたい。
ひまだな。
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -