短編 | ナノ
マリッジブルー

最近、アイスバーグの様子が変だ。

式場(もちろん葬式会場ではない)のパンフレットが広間の机に山積みになっている。
何か言いたそうにノエルを見つめているのに、いざ視線が合うと目を逸らす。
そして、綺麗な小箱(指輪を入れるのにぴったりな大きさというヤツ)を見つめて小さく溜息をついている。

変というか……これはもう、決定的すぎて笑えもしない。

まあ、それも当たり前のことだろう。
彼の年齢を考えれば、子供の一人や二人いてもおかしくないし、むしろ遅すぎると言ってもいい。
ウォーターセブンの市長でガレーラカンパニーの社長で海列車の管理者であるアイスバーグならば、相手はより取りみどりだ。

アイスバーグに愛する人が出来たというのは、とても喜ばしいことだ。
彼が幸せになれるのなら、相手が誰であってもいい(ノエルの個人的な希望を述べるならばカリファがいいのだが)
嬉しいという気持ちに嘘はない。

それなのに、どうして―――。


※※※※※※


「どうしたんじゃ、ノエル。元気ないのう」

納品が近いキャラベルの手摺に無心で装飾を施していたノエルは、背後から掛けられたらカクの言葉に動きを止めた。

「………元気ない?」

カクを振り返ることもせずに、手元を見つめたままノエルはオウム返しに呟くと黙り込む。
しばらく沈黙していると、背後でカクの慌てる気配がする。
そりゃ、いきなり黙り込んでしまえばどうしたのかと心配にもなるだろう。
ノエルは一つ溜息をつくと、カクに背中を向けたまま口を開いた。

「あたし、どんな風に見える?」

「え?えーと………落ち込んどる?」

突然の質問に面食らいながらも、素直に答えるカク。
その言葉を聞き、ノエルは崩れ落ちるように手摺にもたれかかる。
額を打ちつけて地味に痛かったが、そんなことは大した問題ではない。

「ど、どうしたんじゃ、ノエル!?」

カクの慌てふためいた声が聞こえるが、ノエルは手摺に突っ伏したまま動けない。

最悪だ。
そんなに目に見えて落ち込んでしまっているなんて。
というか、落ち込むこと自体がおかしいじゃないか。
めでたい事なんだから、笑顔でうきうきしているのが当然だ。
だというのに何で………。


「うあああぁぁぁぁぁ!!もおおおおおぉぉぉぉっ!!」


胸の中のもやもやを吐き出すように、思いきり大声を出す。
隣に立っているカクが驚いて身を引くが、そんなこと構っていられない。
腹の底から大声を出して、ちょっとだけ気分がすっきりする。
けれど、代わりに………。


「なんだ、どうした!?」

「何かあったのか?」

「敵襲かぁっ!!!???」

『ノエル、どうしたッポー?』


ノエルのことに関しては頭に馬鹿がつくほどに過保護な職長たちが、戦闘時並みの素早さで集まってきてしまったのだ。
まあ、この場合は………船大工の一人が発狂したように大声で叫んでいれば、過保護でなくとも様子を見に来るだろう。
気付けば心配そうな顔をした職長たちに囲まれ、ノエルはどこにも逃げられない状況になっていた。

特に差し迫った危機がないことを確認したパウリーが、眉間にしわを寄せてノエルを見下ろす。
怒っているようだが、それも仕方ない。
どう考えても、勤務中に出すような声ではなかった。
視線で『どういうことだ』と問われてしまえば、話さないわけにもいかない。
ノエルは小さな溜息を再び吐くと、渋々と口を開いた。

「ごめんね、ちょっと心の整理がつかなくてさ………」

「心の整理?」

『何か嫌なことでもあったのかッポー』

「ううん、おめでたいことだよ。えっと………アイスバーグ、結婚するみたいなんだ」

一呼吸を置いて告げた台詞に、その場にいた全員が言葉をなくす。
思ってもいなかったことで、思考が働かないのだろう。
言っているノエルにだって現実感がないのだから、聞いた方は余計に現実感が湧かないだろう。
ノエルとてアイスバーグに直接聞いたわけではないが、あれだけ露骨に結婚を匂わすものが集まっているのだからそれ以外は考えられないのだ。

「結婚!?誰と!?誰となんじゃ!?」

「うおおおおぉぉぉぉっ!めでたいぞぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

「よし、祝砲をあげるか!」

「ご、御祝儀………。くそっ、ヤガラレースで負けなけりゃ!!」

『別に負けてなくても、お前の預金はマイナスだろうが』

随分と騒がしいことになってしまった。
もしもの時には、パウリーに御祝儀を貸してあげなければ。
これ以上の借金は外聞的にも大変よろしくない。

(………なんてさ)

そんな風に意識を別に逸らしてみても、やはり気持ちは余計に落ち込んでしまう。
どうして、自分はみんなのように手放しでアイスバーグの結婚を祝福できないのだろうか。
大好きなアイスバーグが幸せになるなんて、こんな素敵なことはない。
それなのに、素直に喜ぶことができない自分が嫌だ。

「…………おい。相手の女って、そんなに嫌なヤツなのか?」

俯いて黙り込んでしまったノエルに、パウリーが小声で尋ねる。
ノエルはパウリーの質問にふるふると首を横に振った。

「相手は知らないんだ。あたし、まだアイスバーグから何も聞いてないし………」

まだ、何も聞いていない。
何も説明をしてもらっていない。
アイスバーグは言いたそうにしているけれど、それでもまだノエルに話してくれない。
それはきっと………。


「あたしが………我儘だから。だから、アイスバーグは結婚に悩んでるんだ」


俯いたノエルは、緩みそうになる涙腺を堪えてそれだけを呟いた。


アイスバーグの結婚を素直に喜べないのは、彼が結婚してしまうと遠い人になってしまいそうで怖いから。
だって、彼に愛する人ができたら本当の子供ではないノエルなど邪魔なだけだ。
彼の奥さんになる人だって、アイスバーグとさえ血の繋がりのないノエルを受け入れられるわけがない。
だから、アイスバーグが結婚することがとても怖い。
ノエルは要らない子になってしまうから。

けれど、そんなことはすべて自分だけの感情だ。
自分のことだけを考えて、大好きな人の幸せを喜べないなんて我儘でしかない。
だから、アイスバーグはノエルに結婚のことを話してくれないのだ。
ノエルが我儘で自分の幸せしか考えていない子供だから。


地面に視線を向けたまま黙り込んでしまったノエルに、なんとなくの理由を察したらしい。
そっと腕を伸ばしたカクが、宥めるように背後からノエルを抱き締める。

「それはのう、我儘じゃなくて『不安』というんじゃ」

温かい腕に包まれ、ノエルはおずおずと顔を上げる。
カクの腕にしがみつきながら彼を見上げると、カクはノエルの心を解すように優しく笑いかけてくれた。

「結婚したからって、アイスバーグさんがお前を邪魔に思うことはないだろ」

腕を組んだルルが、そう言って口の端を上げる。
どうしてノエルの考えていたことがばれているのだろうか。

「そうだぞぉっ!!アイスバーグさんはノエルが大好きだからなぁっ!!!」

大声でそう言ってから、更に『もちろん俺もノエルが好きだぞぉ!!!』と叫ぶタイルストン。
思わずノエルの顔も綻んだ。

「だいたいアイスバーグさんがそんな性悪女を選ぶわけねェだろうが!!」

やはり落ちてきた拳骨の痛みに顔をしかめる。
けれど、パウリーの言う通りだ。
アイスバーグが選ぶ女性なのだから、きっと優しい人に違いない。

『ノエルは何も心配する必要ないっポー』

ルッチの大きな手のひらがノエルの頭を優しく撫でる。
それだけで、あんなに沈んでいた気持ちが浮上するのだから現金なものだ。


みんなの言う通りだ。
アイスバーグがノエルを邪魔に思うわけがない。
彼は出逢ってから今まで、ノエルにありったけの愛情をくれた。
本当の子供のようにノエルを愛してくれた。
そんな彼の愛情を疑うなんてどうかしてた。

アイスバーグがノエルに結婚のことを言い出せなくなってしまったのは、きっとノエルが余計なことまで考えてしまうことが分かっていたからだろう。
それならば、ノエルに出来ることはアイスバーグの背中を押してあげることだ。
アイスバーグの愛する人を心から受け入れることだ。


「パウリー!」

カクの抱擁から離れたノエルは、パウリーの元に向かう。
今日はそれほど急ぎの仕事は入っていないし、残りの装飾はノエル一人の仕事なので誰かに迷惑をかけることもない。
残業すれば遅れは取り戻せるはずだ。

「後で残業でも雑用でも何でもするから、ちょっと休憩もらっていい?」

怒られるかなと思いながらパウリーの顔色を窺う。
予想とは違って満足そうな笑みを口の端に乗せたパウリーは、

「いいから早く行ってこい」

そう言って、ノエルの背中を押し出した。

「ありがとー!」

振り返って笑顔を浮かべ、ノエルは本社へと走る。
『山風』に次ぐ身軽さを持つ少女の足取りはとても軽やかだった。


※※※※※※


本社へと駆け込んだノエルは、とりあえずアイスバーグの私室へと向かった。
神出鬼没なアイスバーグなのであまり当てにはならないのだが、今日の予定なら今の時間は本社内にいるはずだ。
私室に着いたノエルが試しにドアをノックしてみると、返事があった。
今日は予定通りだったらしい。
部屋の中に入ると、勤務中のノエルがいることに驚いたのだろう。
掛けていた眼鏡を外して不思議そうにノエルを見つめている。

「えっ、えっとね、パウリーに休憩もらったんだ」

平静を装うとするのだが、つい声が上擦ってしまう。
こんなことでは駄目だ。
気持ちを落ち着けようと小さく息を吐き、背筋を伸ばしてアイスバーグの前に立った。

「あのさ、あたしに話したいことあるだろ」

ノエルの言葉にアイスバーグは目を丸くした後、気まずそうに眼を逸らす。
目を逸らされたことで、ずきりと心臓が痛む。
それでも、ノエルは痛みを堪えて言葉を続けた。

「アイスバーグが言いにくいのも仕方ないよな。あたし、すぐに自分のことばっかになっちゃうから………。でも、嬉しいっていう気持ちに嘘はないんだ」

うまく口が回らないけれど、それでもアイスバーグに嘘偽りのない自分の想いを伝えたい。
ぎゅうっとツナギの裾を握りしめ、アイスバーグを真っすぐと見つめる。

「………本当のこと言うと寂しいのもあるよ。けど、アイスバーグが幸せならそれでいいんだ。それだけで、あたしは嬉しいんだよ」

大好きな大好きなアイスバーグ。
彼がノエルだけのアイスバーグでなくなってしまうのは寂しいことだが、それでも彼が家族を増やそうと思ったことは嬉しい。

アイスバーグは男前だし、地位も権力もある。
それなのに、彼の周囲には女性の影というものが見当たらなかった。
少なくともノエルが知る限りでは、親しい付き合いをしている女性はいない。
何故なのか分からないが、ノエルには彼があえて大切な人を作らないようにしているように見えた。
そんな彼に結婚を決めた女性が出来たというのは純粋に嬉しい。

大好きなアイスバーグが幸せになることに何の異論があるというのだろうか。
彼が幸せになれるのならば、多少の寂しさなど気合いでカバーだ。
だから、アイスバーグが結婚に悩む必要などないのだ。


「あたしに遠慮なんかしないで、ちゃんと好きな人と結婚して………っ」


こみあげてくる様々な想いに、ノエルは腕を伸ばしてアイスバーグにしがみついた。
アイスバーグの胸より少し下に顔をうずめ、彼を抱き締める腕に力を込める。
ノエルに応えるようにアイスバーグの手が背中に回される。
宥めるように背中を撫でてから、アイスバーグは深い溜息をついた。


「……………ンマー、話が全然読めねェんだが」

「へ?」


間抜けな声を出しながら、ノエルは顔を上げる。
そこには心底困った表情をしているアイスバーグの顔。
話が読めないというのはどういうことだろうか。
欠片も予想をしていなかった言葉に目を瞬いてアイスバーグを見上げる。

「結婚……するんじゃないの?」

「相手がいなけりゃ出来ねェだろうが」

相手がいないという言葉に思わず安堵するノエルだが、そんな言葉に騙されるわけにはいかない。
なにしろ、こちらにはたんまりと証拠があるのだ。

「広間の式場のパンフレット!」

「市長のお墨付きってことで俺のインタビューが載ってるから式場が寄こしたヤツだ。式場選びに同じパンフレットを並べるか?」

「え……あれって全部同じのだったの……?で、でも、なんかあたしに話したそうだった!」

「そりゃ、話したいことがあるからな。それが何で結婚の話だって思うんだ?」

「だ、だって……っ。あの、あれ!指輪の箱を見て溜息ついてた!!」

半ば叫ぶようにして告げたノエルに、アイスバークは『見てたのか?』と目を丸くする。
やはりあれが決定的な証拠だったのだ。
逃れようのない証拠を突きつけて鼻息を荒くするノエルから離れ、アイスバーグは机の引き出しを開けて件の小箱を取り出す。
ノエルの目の前に小箱を持ってくると、ゆっくりと蓋を開けた。
その中に収められていたのは、小さな指輪。
しかも、見覚えのある指輪だった。

「これ……あたしが見てた指輪………」

1ヶ月ほど前、雑誌に載っていた指輪だ。
有名な彫刻家が一つ一つ手彫りで掘っている品で、装飾品などに興味のないノエルが珍しく食いつくほどの美しい指輪だった。
もちろん値段もバカにならない。
ノエルの記憶が確かならば………この指輪一つで家が買える。

「お前に買ったはいいが、絶対に困りそうだから渡せなくてな」

ぱくぱくと指輪を指差して唖然とするノエルに、アイスバーグは苦笑いを浮かべる。

物欲が少ないノエルが珍しく欲しがったものを買ったはいいが、こんな高額なものを渡されるとノエルが慌ててしまうことを思ったのだろう。
結局ノエルに渡すことができず、アイスバーグは指輪の小箱を見つめて溜息をついていたのか。
困っているというか、盛大に困惑はしている。
自分にお金を使わせるなど(しかも、超高額)、背中にじっとりと冷や汗をかくほどに苦手だ。
でも………アイスバーグがノエルのことを思ってこの指輪を買ってくれたことは、言葉では言い表せないほどに嬉しい。

「アイスバーグ、ありがとう!あたし、すげー嬉しい!!」

再びアイスバーグに抱き着いて、感謝の意を表す。
値段の問題でも、指輪の問題でもない。
ただアイスバーグが自分を愛してくれることが嬉しい。

アイスバーグはノエルの手をとると、中指に指輪をはめてくれた。
あつらえたように中指にぴったりと収まった指輪を、ノエルはきらきらと輝く瞳で見つめる。
そんなノエルを優しい表情で見つめていたアイスバーグは、不思議そうに首を傾げた。

「で、なんで俺が結婚すると思ったんだ?」

「……………さっきの会話から察してください」

ぼそりと呟き、唇を尖らせる。
本当に自分勝手な早とちりだった。
常ならばこのようなことはあまりないだけに地味にへこむ。

「俺みたいな四十路近いおっさんはそんなにモテねェよ。それにそんな相手がいれば、結婚よりも先にすることがあるだろ」

「結婚よりも先にすること?」

「ノエルへの紹介が先だろ。お前の母ちゃんにもなる人なんだからな」

目を丸くするノエルの頭を、アイスバーグの手が優しく撫でる。
『まあ、四十路の子持ちのおっさんに嫁に来る物好きもいねェだろうがな』と呟くアイスバーグに、力の限り抱き着いた。

アイスバーグにいつか愛する人が出来てほしいという気持ちに嘘はない。
それでも、もう少しだけノエルだけのアイスバーグでいてほしかった。


※※※※※※


にまにまと指輪を眺めながら、ノエルは1番ドックへ向かう。
指輪のことはもちろん嬉しいし、アイスバーグが自分の欲しがったものを覚えてくれていたということが嬉しかった。
そして、今のところはまだ結婚しないということも………。

みんなにも指輪を見せびらかしたいと思いながら、1番ドックに戻ってきたノエル目の前の光景に足を止めた。


「…………どうやって誤解だったって言おう」

茫然と呟くノエルの目の前には、『アイスバーグさん、結婚おめでとう』と書かれた横断幕。
そして、パーティーの飾り付けをしている船大工たちの姿があった。

とりあえずパウリーの拳骨を覚悟して、職長たちのもとへと向かった。


※※※※※※


「ノエルがそんな誤解をしていたんですか?」

「ああ。あいつはたまに変に暴走するからな」

アイスバーグから聞いた話の顛末に、カリファは思わず笑みを零す。
ノエルは広い視野で物事を見つめられる聡い子だが、アイスバーグの言う通りたまに暴走してしまう。
しかも、彼女が大好きな『父親』の一大事だ。
ぐるぐると頭を巡らせていろいろ考えてしまったのだろう。

「指輪は喜んでいましたか?」

「最初は焦ってたが、嬉しそうに笑ってた」

そう言うアイスバーグこそが嬉しそうに笑っている。
彼も娘に負けず劣らず親バカなのである。

不意に笑顔を消したアイスバーグは、微笑んで話を聞いているカリファの手を取る。
そして、その手のひらに小箱を乗せた。
ノエルに送った指輪と同じ小箱。
驚いて呼吸を止めるカリファに、アイスバーグは普段通りの飄々とした口調で説明する。

「一緒にピアスを買うと、箱が限定品になるらしくてな。ノエルはピアスつけられねェだろ」

小箱の中身はピアスらしい。
アイスバーグの言う通り、ノエルの耳には穴は開いていない。
けれど、それを自分に渡してくるというのは……。

「このような高価なものは受け取れませんっ」

「そっちはノエルのと違ってそこまで値は張らねェ。要らなきゃ捨ててもいいし、換金してもいい」

「ですが………っ」

「社長に振り回されても文句一ついわねェ秘書への労いだ。いつも俺の我儘を聞いてくれて感謝してる」

そう言って、カリファに優しく笑いかけるアイスバーグ。
普段は見せないような優しい笑顔に声を無くすカリファの肩をぽんと叩き、アイスバーグは部屋から出て行った。

閉まったドアを呆然と見つめ、カリファは小箱を胸に抱く。
宝物を扱うように、そっと。

このピアスをつけることは一生ないだろう。
けれど、きっと捨てることもできないと思った。

12/12/18

1周年記念リクエスト作品。
ルイ様に捧げます。
もう本当に遅くなってしまって申し訳ありません以外の言葉がございません!!
リクエストは結婚に悩むアイスバーグということでしたが、IF設定ではない状態でカリファと結婚させたら大変なことになるので書けませんでした……。
いや、ほんと結婚させたかったけどね。
カリファのウェディングドレスとか妄想したいけどね!!
とりあえず、彫刻家は背中を押す気で頑張りました。
最後にアイカリを書けて満足です。
リクエストありがとうございました。

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